Fan Call

ヘルムヴィーゲくんについてどんな形容詞を使おうかと開幕当初からずっと考えていて、結局一つに決めきれないままここまで来てしまった感がありますが、そもそも「弱者を演じる強者」という時点で一つに絞ること自体が無理なんだとプロフィールを読み返して観念しました。強いて言わずとも可愛いが一番だとは思いますがそれに止まらず弱者を装う狡猾さ、拷問もできてしまうらしい冷酷さ、家族を思う優しさ、悪を見過ごせない正しさ……毅然として気高く、けれど時として感情的になってしまう甘さもあり。年相応以上に大人びた雰囲気を持ちながら子供らしい不器用さも垣間見えたりと、とにかく見せてくださる表情の一つ一つ、一挙手一投足が本当に魅力的でした。それだけにヘルムくんにこれまで大切にしてきた多くを捨てさせるという結果を選ばせてしまったことが非常に惜しく、申し訳なく思っているのですが、どうか新天地でヘルムくんが更なる成長を遂げられることを、また彼の未来に今以上の幸せがあることを願っています。

ヘルムくんものすごく強い…! …のですけれど、その強さが形づくられてきた背景を思うと涙が…。ヘルムくん、誇り高くて、孤高で、黒猫ときどき獅子のち狼っというような印象でした。かなり余計なお世話かと思いますが、拷問が得意…と仰っていたのがとても悲しく…。本当に、これから、心からの幸せがたくさんヘルムくんにあるといいなと祈っています。

手負いの猫のような警戒心を常に持ちながらも、ふっと見せるやわらかい部分がとても心擽られる部分があると思います。すごく優しくあたたかいところや仲間想いのところがとても魅力的でもあり、頼もしくある中で垣間見える少年らしさも可愛らしくもあって、ヘルムヴィーゲくんはやっぱり可愛いと思うんです。

同い年でもこうも価値観が違うだなんて。いつでも真っ直ぐで、意思を貫く姿勢が格好良いヘルムくんと、もし夢じゃなく現実で息子がエンカウントしていたら、きっとヘルムくんに格好いい!!と尊敬の眼差しを向けていた事でしょう。砂漠一の男前だと思います!

ヘルムくんカッコイイーー!!と思っていたのは間違いなく、その生活力だとか考え方だとかにため息をつくばかりでしたけれども、まだ若いからでしょうか……面倒見がよく、簡単に人を切り離すことが出来ない弱さ、優しさに強い魅力を感じていました。これから成長するにつれてますますカッコイイ男になっていくんだろうと確信しつつ、大好きです。

Best Scene


NO.11

あの下種商人の思い通りになどなるものか。親父、兄弟達、無事に信じて待っていてくれ。俺は必ず、生きてお前等の元へ帰る。(聞き取れぬ程に小さな呟きは、しかし口に出す事が危険である事に変わりはない、が、口に出す事で自らの意志を更に強固にする事が出来るのだ。覚悟を示す時こそ口に出せ―己を拾って育ててくれた義父の教えを胸に、ヘルムヴィーゲは此処より逃げ出す手段を廻らしつづける。)
  • この誓いの格好良さは勿論なんですが、その頑なさだったり口に出してしまうところにちょっとした甘さを感じて、すごく可愛いなあと思ってしまいます。

NO.22

お帰りなさいませ、旦那様。言いつけを守り、良い子にお待ちしておりました。(買い物に出かけた男が戻ってくれば、幾分かは力ある笑顔を浮かべ恭しく頭を垂れてお出迎えの言葉を紡ぐ筈だ。
  • 少し前のロール内にある「弱者仕様のいってらっしゃいませ」も含めてこの可愛さ……お嫁に来て欲しいです。
  • 猫被りしてるヘルムくんが素とのギャップが凄くて…。

NO.31

(捨て子のヘルムヴィーゲにとって、名は重く大切だ。本当の名など知らず、むしろ生み親に付けられた本当の名があるのかも解らず。故に育て親である義父から貰った名は、与えてくれた誕生日同様とても大事だ。但し、名も誕生日も、義父や義兄弟達が呼ぶから祝ってくれるからこそ意味がある、心に届く。なのに、告げた名を褒められたくらいで、久方ぶりに他者から名を呼ばれたくらいで嬉しいと感じるなど。しかも相手は己を買った男だ。だが今は胸を焦がす感情を押し殺し、今後の為にも笑顔で告げた出迎えの言葉―を聞いた男が安堵した様子を見せた後、強請り文句と共に口に押し込まれた何かに、反射的に手が出かけてなんとか耐えた。感情を抑える様に掌を握り、吐き出したいのを我慢しつつ口の中の物を味わう。瞬間、目が素で丸くなった。口に広がる甘い果汁と香辛料の香りに、漸く押し込まれた物が砂糖菓子だと悟る。地下街では砂糖菓子など滅多に食べられない。その為、彼の軽口に反応の遅れたヘルムヴィーゲは、こくこくと頷き感謝の礼として頭を下げるしか出来なかった。)
  • 名前に関して喜んだり、砂糖菓子を有り難がる姿が可愛らしかったので…

NO.49

(それに今、この男に本性を見せるのは負けた気がして癪に障る、等と言う餓鬼の様な感情には気づかないフリをして。)
  • それまでのクールな印象から一転した、年相応というか負けん気の強い感じがとても可愛くて……

NO.14

(" "と音にならない名を呼び、自然と浮かぶ優しげな微笑。ゆっくりと瞼を開き、金の瞳が脳裏に描く人物とはまるで違う男を捉えた瞬間―室内に軽くも鈍い音が響き渡った。)
  • ここぞというところだけ抜き出しましたが、この一連の流れが愛しくて切なくて……ヘルムヴィーゲくんの優しさや家族を思う心は本当に魅力的だと改めて感じます。他人が望んだところで手に入るものではないと分かっているのに、どれだけ拒絶されてもこの笑顔が欲しくて仕方無かった。予定していた展開を全部無かったことにして追い求めてしまったくらいには大好きな一節です。

NO.14

(金の瞳が脳裏に描く人物とはまるで違う男を捉えた瞬間―室内に軽くも鈍い音が響き渡った。ヘルムヴィーゲが自身の耳に触れていた手で頬に触れる男の手を叩いたのだ。但し、脳は目の前にいる人間が自身を買った男だとは認識しておらず、取った行動は正しく反射であった。明らかな敵意と拒絶を含んだ金の瞳は、混濁としながらも男を強く睨み、身体は少しでも相手から距離を取ろうと這いずる。)
  • びくぶるを装っているヘルムくんも好きですが、警戒心強く張り詰めた雰囲気のヘルムくんも好きです。

NO.20

(男の服を縋る様に掴み、うわ言を繰り返すかの如く懇願を続ける。されど声は直ぐに止んだ。視界が揺れて、演技ではなく身体はぐったりとし、意識が薄れてゆく。しかし此処で意識を飛ばす訳にはと、気力を振り絞り僅かに持ち上げた瞳に映った赤銅色。そこで漸く目の前の存在が誰かを認識したのか、"あぁ、なんだ……"と勘違いした己自身に呆れた様に。傍に居るのが、あのお人好しの旦那様だと知り安堵した様に。小さく小さく呟きを落とせば、今度こそ本当の意味で身体の力を抜いていた。)
  • 弱った状況であるからこそ見えたこの気を許すような姿が余計に際立って見えました。
  • お人好しの旦那様…!

NO.40

では猫の様に、にゃあとでも鳴いて擦り寄る方向で証明を、(タイトル)
  • お願いしたら本当にやって貰えたんでしょうか。惜しいことをしました。見たかったです。切実に見たかったです。

NO.49

………………あぁ、全部貴方が悪い。
  • この台詞が好きすぎてあと10回くらい言われたいです。

NO.49

――だからこれも、知る必要の無い、特別では無い事。俯き悲しむ子を見れば、誰だって慰めたくなる。ただそれだけ。(子供をあやす様に背中を優しくたたき、下手でもなければ上手くもない子守唄を紡ぐ。路地裏で独り蹲っていた子供にしてあげたように、だけど結局、己は救えない。手札も見せず、身勝手な感情を振り翳すだけ振り翳しておいて、最後は自身の大切な者達の為に切り捨てるのだ。止まった子守唄、床下に堕ちた両手、"ごめん"と零した謝罪は、一体誰に向けたモノだったのか。その答えに辿りつく前に、思考は眠りの淵へと誘われ完全に途切れた。)
  • ヘルムくんが何を手放すこともなく、優しさのままに幸せになれる道は無かったのかなあと、この場面を読み返すたびに考えてしまいます。
  • この場面、美しくってとても好きです。
  • 泣きそうになりました。

NO.24

(紡がれなかった言葉、紡ぎ直された言葉。完結した問いは、己と男とが繋がってはいないと言う証。ヘルムヴィーゲは何を返す事もなく黙って男に付き従う、内心では深く安堵して。繋がっていないのならば離れるのは容易い―)
  • パッと見ほのぼのとしてそうなのに裏を見ればシリアスと言うかちょっと殺伐としてて目が離せません。

NO.24

落とした視線の先には腕輪の鈴、白き掌と指輪。相も変わらず男の言動の一つ一つが癪に障る。自ら過去は語らない、深く踏み込もうとはせずに線を引く、その癖、飼い猫に鈴を与え、離れぬ様にと手を繋いだかと思えば躊躇いなく手離す。男の思惑と言うよりも、矛盾した言動の真意が皆目検討も付かない。指輪の件もそうだ、"はぐれた時"その意味に気付いていての発言か、もしくはただの天然か、むしろ他に何か狙いがあるのか。確かに思っている以上に男は弱くもなければ強かなのかもしれない、だがその矛盾した言動は思っていた以上に金の瞳には愚かに映った。人は多分これを同族嫌悪と呼ぶのだろう。鈴を鳴らす、音色は喧騒に阻まれ届かない。
  • 描写だけですが表現の仕方が凄くて鳥肌が立ちました!

NO.24

(鈴を鳴らす、音色は喧騒に阻まれ届かない。路地裏の子供の叫びも届きはしない。男二人を見る冷えた金の瞳に、欠片も迷いなどなかった。カフィーヤで顔を隠すと同時に、するりと人混みを避け路地へと消えて。)下らない。(路地裏を駆けながら吐き捨てた言葉は、響く鈴の音の様に誰にも届きはしないだろう――辿り付いた城壁近くの噴水には丁度誰も居らず、漸く少しだが自由を実感出来た気がした。)
  • 届かない鈴の音を鳴らすところが切なくて切なくて…!

NO.30

………………えぇ、涼しいですよ――それで、何をしに此処へ?まさか"はぐれた"から心配で探しに来た、とか言うなよ。
  • いつかは来るだろうと思っていたヘルムくんの本音モードですが、予想以上に格好良くて。弱者モードで真面目な感じが強調されたヘルムくんも可愛いですが、クールでちょっとツンとした本音ヘルムくんもとても可愛いです。

NO.30

寂しさをまぎらわせたいだけなら他を当たれ、俺は誰かの飼い猫になるつもりはない。今度は本当の意味で大人しくて心まで従順な奴隷でも買うんだな。……これは返す。(一方的に淡々と酷い言葉を紡ぎ、言葉の終わりに腕輪を軽く投げた。必然の様に腕輪は鈍い音を発てて地面へと落ち、不愉快な鈴の音が辺りに響き渡る。それでも、顔を逸らしたまま金の瞳は男を見ようとはしなかった。)
  • 本性を現したヘルムくんにこれからどうなるんだとはらはらしながらレスを追っかけていました。

NO.41

聞きそびれていた。この指輪、若旦那にとってただのガラクタか、それとも大切な品か、どちらだ。(この問いの答えを聞かなければ此処から離れるに離れられないとは口が裂けても言わず。漸く向けた金の瞳は、答えを濁す事は許さないと言わんばかりに、刃の如く煌き男を睨んだ。)
  • 一本筋の通った格好良さは勿論なんですが……若旦那という呼び方がとても好きでした。

NO.49

まるで全て俺の所為みたいに言うな。若旦那が嘘でもガラクタだと言えば、其処で終わるだろう。大体、ガラクタかどうかなんて、他者が決めていいものじゃないし、失えば……痛いんだよ。
  • ヘルムくんこれで19歳とか…(震)

NO.56

俺は必ず家族の許に帰る、それは絶対だ。だから、本当に俺を望んでいるのなら再び此処に、カマルの隣に、戻りたいと想わせろ。(惚れた弱みとやらに付け込んで、自分勝手な譲歩を平然と述べる。振り返った表情も至って平静であり、相手の目の前に立つと腕輪をつけていた腕を差し出した。)期限は俺の情報収集と準備が終わるまで、それまではお前の飼い猫だ。後、その……俺の甘さを好きだと言ってくれた事と肩代わりの事は、何だか少し――嬉しかった。(腕輪を付けろと、偉そうに紡いでいた口調は途中から穏やかになり、家族に向ける程ではないが其処には確かに柔らかな微笑が浮かぶ。が、すぐさま手に持ったカフィーヤで口許と朱の差した頬を隠せば顔を逸らした―果たして境界線を踏み外した先を見てみたいと思ったが為に辿りつく結末は何処か。何にせよ、この後は当初の予定通り食事に行きたいと言い、弱者を演じてた時とは変わり気遣いながらも遠慮のないヘルムヴィーゲの姿が窺えた事だろう。)
  • (セリフのみ抜粋)この頃は結末的には離別展開しか思い描けずにいて、思わずPLが「えっ帰ってくるの?」とPCにシンクロしたような反応をしてしまったことを思い出します。それはさておき格好良いですよね……
  • 震える以外どうしろと…。強かだけどデレたヘルムくんと先が気になる描写にもう、もう!
  • (一部抜粋)赤くなってる!かわいい!それから態度としても距離が思い切り近付いてることも欠かせません。

NO.30

(畳掛けるべく、少し、瞳を隠す両手に力を籠めた。)全て勘違いだったんだ。お前は俺を愛してはいない。だから、すぐに、代わりは見つかる。(呼吸と等しく、声は震えず自然に紡げていただろうか。自身の感情を殺す事に慣れてはいても、他者の純粋な好意を殺す事には今だに慣れない。惚れたと言われはしたが、注がれる好意が思慕か恋慕か、正直判断出来ていないから余計に。だが、これで愛想を尽かしてくれればと、やはり身勝手にも思うのだ。)
  • 胸が痛い…。

NO.36

お前、大馬鹿だよ。………………いつか、一緒に見れたらいいな。(タイトル)
  • 言わせたのはカマルですが本当にここまで言ってくれるとは思ってませんでしたごちそうさまでした。

NO.36

(動揺と困惑、殺意と憤怒、不安と思慕、金の瞳は押し殺していた多くの感情をない交ぜにして宿し月の下で煌いていたが、瞳の奥底にあるのは光を望まぬ闇――今更手遅れだと解ってはいても顔を背けて俯き瞳を再び閉じずにはいられなかった。これ以上、安穏とした闇を揺らす彼の咆哮も聞きたくはないのに、耳は一言一句全てを聞き取る。)
  • ヘルムくんの心情が凄くリアルに伝わってきて、悶えるような切ないような!

NO.36

俺は、可愛らしい猫じゃない。お前に与える傷は引っ掻く程度では済まない。頼むから、俺を弱者にするな。傷付くなら己だけで十分だ。何より……………情を抱いた相手に、カマルに、死なれでもしたら。
  • この二人の歩み寄りが微笑ましいやらもどかしいやら切ないやらで。

NO.41

誓う、場合、その証として…………五つ、……数える間だけ、じゃなくて…………暫く、離すな。
  • ちょっとした甘えに倍返ししてくるヘルムくんは卑怯だと思いますごちそうさまでした。
  • 嬉し過ぎて変な声が出ました。

NO.51

(そして狼狽した様子で投げかけられた問いに硬直し、それからすぐヘルムヴィーゲは肩を震わせた。彼の腕に強く抱かれ額は変わらず胸元に、小刻みに震える肩は泣いて、いる訳もなく。)……っ……ふ、は……はは……お前……何、百とかって……もし俺が一生、と言ったらどうするの。一生、離さないのか?(くつくつと笑い声を零しながら、表情は見えなくとも何処か楽しげに意地悪く問う様は歳相応だった。)
  • ちょっと砕けた口調や仕種がとにかく可愛いです。出会った場所が違えばこんなヘルムくんがたくさん見られたのかなと思いつつ、その辺りは未来に期待したいところです。
  • (セリフのみ抜粋)4thのヘルムくんは何でこんな可愛かったりかっこよかったり切なかったり盛り沢山なんですか。19歳なヘルムくんが見られてにやにやするしかないです。

NO.59

それにしても、善処する、か――とても曖昧で、果たされる可能性の低い言葉だ。
  • ヘルムくんにとっての、この一連の遣り取りの重みを感じさせてくれる台詞だと思う のですが、1stイベントでヘルムくんから「善処します」って言われたこともちょっと思い出してしまう一言でした。

NO.59

(誓いは絶対、などとよく言えたものだと顔は歪み口許に浮かぶ自嘲。音にならぬ声は"彼"の名と許しを乞う。)
  • ここまで思いを寄せてくれたからこそ、やっぱり家族を想うヘルムくんは魅力的だなあと改めて思います。

NO.18

正当に、純粋な形で消えない印を付けたいなら、いっそ身体でも重ねてみるか?
  • ちょっとここどういう意味で言ってるのか詳しく教えて下さい(真顔)

NO.5

(結局の所、彼の言葉は間違っていたのだ、この地は己を愛してなどいなかった。)
  • 些細な言葉も覚えていてくれたんだな……と嬉しくなりました。そうじゃないと言いたかったんですが上手く絡められなかったのが心残りです。

NO.9

これは俺が招いた事だ。去れるのに、いつまでも去ろうとしなかった。その愚かな行為の代償。お前が気にする必要はない。むしろカマルには感謝してるよ。今まで世話になった、ありがとう、長く生きて幸せになれ。それを言いたかった。(伏せた瞳を上げれば其処に宿るのは覚悟、金の瞳は強き意志と覚悟で煌いていた。覚悟と感謝と、伝えたかった言葉は告げた。後はと、鈴の音と共に差し出した掌の上には指輪。)この指輪だけは返す。そうすれば……俺が居た証は残らない。
  • ひとりで生きぬく強さを持ったヘルムくんだからこそ、選んだ道…。ですけれどやっぱりそんなこと言わないでえええってなります……(涙)
  • 泣かせないで下さいヘルムくん。

NO.32

(ただ、確かに拒絶はされたが、まさか求めていた真意を拒絶されるとは思わず。想いを殺されると言うのはこんな感覚なのだろうかと場違いな新鮮さを覚えながら、暗闇を揺らめかせている金の瞳は黙して彼の言動を見つめた。)
  • シリアスな雰囲気の中で場違い?に動揺するヘルムくんの可愛さが引き立つ一コマだったと思います。

NO.45

お前、…………。……ふ、冗談だよ、バカマル。期待していい。(タイトル)
  • バカマル……。いきなり歳相応の可愛さを混ぜ込んでくるのは卑怯だと思います。

NO.45

……当たり前だろう。共に生きると言う事は共に背負うと言う事だ、と思う。互いに架せられる代償や誰かを切り捨てて得た想いはきっと、誰にも祝福されない。でも共に生きて、心から幸せだと感じられた時、この想いをカマルに教えるよ。
  • 改めて読み返すと19歳とは思えない重さを感じますが。ヘルムくんの想いが、決断が報われる日が来ますように。

NO.45

ん、……おいてゆかない。(零れる望みと彼の笑みに釣られた様に優しく微笑みを形作り、己の白き手へと伸ばされた手の行先を見守りながら彼に応える。
  • おいてゆかない…。ヘルムくんがかっこよくて可愛くてどうすれば(悶)

NO.6

花は容易く手折られる、……人の命と同じだ…………。(タイトル)
  • ヘルムくんって時折すごく悲観的だったり否定的な物言いをすることがありますよね……

NO.17

ただ、これから言う事は必ず守れ。例え目の前で何が起ころうと振り返るな、立ち止まるな。向けられる殺意から逃げる事だけを考えろ。いいな、お前は"逃げる"だけでいい。
  • ヘルムくんが大きく見えます…。

NO.21

それと、この国に心残りなんて――いや、一つ……あるか。お前の心に深い傷を負わせた、あの下種な貴族を拷問出来なかった事だ。本当はこの国を去る際に、自身の犯した愚かさの代償を与えてゆくつもりだったのに。
  • たまに覗く仄暗い正義感の強さがとても好きです。怖いこと言ってる気がしますがヘルムくんが言うとあんまり怖くない不思議。

NO.32

癪に障る言い方だな、心残りはないかと聞くから答えただけなのに……。
  • 少し後のロールでの「臍を曲げた〜」といった表現も合わせて、怒られて拗ねてる感じが可愛くて仕方ないです。

NO.39

まさか俺に何もせず、大人しくお前の傍だけにいろとでも言うのか?…………いや、……傍にはいたい、けど。
  • いきなり真正面からデレるのは卑怯だと思います。

NO.50

(「お前の古い知人はどの辺りに居る?」と彼に問いかけながら、戦場に赴く時に必ずしていた願掛けの癖でついピアスを弾きかける。されど耳朶まで持っていった手は、すぐにピアスが無い事を思い出させ眉を寄せた。その後、ふと一つの品を思い出し掌を唇に移動して瞳を伏せ、ピアスの代わりに願う様に、指輪へと口付けを――)
  • ピアスに願を掛ける仕種はさぞかし格好良かったのだろうなあと思う一方で、やっぱり指輪を大切に思ってくれることを喜ばずにはいられなくてですね……。

NO.58

大丈夫?……行ける、か?(心配そうな声色で相手を気遣い、金の瞳は動揺を宿したまま俯いた彼の顔を覗き込み窺う。今まで他者の色んな感情を殺して生きて来た所為か、察し易い様で鈍く、こういう時の家族以外の相手の感情の機微と言う奴にはとんと疎くて困るな、と内心で一人ごちた。)
  • ただの面倒見のいいあんちゃんがいました。

NO.72

…………っ…………ピアスも、……カマル、も…………欲しい。(タイトル)
  • 困ったときにこそ真っ直ぐ受け止めて打ち返してくれるヘルムくんがとても愛しいです。
  • 文句なしに可愛いですし可愛いとしか言い様が無いです。可愛い!!!!!!

NO.80

(背負った革鞄を地面に音を発てずに置いた後、一方的に告げて駆け出した。接近する黒に兵士達が気付いたのと、一人目の頭に蹴りを叩き込んだのは同時。そのまま近くにいた二人目の背後に回り項に肘打ちを喰らわせた。其処で漸く体制を整えた三人目が槍を突き出して来るのを交わし、顎に裏拳を放てば脳震盪を起こした相手が地面に倒れ臥す。一息吐くと頬に感じる痛みに気付き、指先で触れれば血がついた。どうやら槍の切っ先が掠ったらしい。)
  • ヘルムくんかっこいー!

NO.95

(ふと指先へと落した視線、指輪に口付けを落した彼は、どんな覚悟と祈りを籠めたのか。細められる瞳、愚かな神なと信じてはいない、故に祈るのではなく自らに願うのだ。月明かりの下、隠れるように融け込んだ闇の中、金の瞳は伏せられ指輪に捧げる誓いと口付け――)――たとえ死が二人を別つとも、どうか身も心もカマルの傍に、(まるで願いを吹き込む様に、唇は指輪にふれたまま音を奏で言霊を紡ぐ。吐き出した吐息は震え、離した掌を強く握り締めて、ゆっくりと開いた金の瞳は煌き未来を見据えた。)
  • 一つ一つがとても重くて、切なくて、美しくて。どうかヘルムくんの行く先に幸せがあることを願わずにはいられません。
  • 指輪に口付ける仕草が格好良くて、未来が楽しみにもなります。

NO.95

(残してきた彼を気にかけ戻ろうとした所で、近寄って来る人の気配に動きを止め、視界に映った相手に肩の力を抜いた。相変わらず能天気に笑う姿と子供扱いは、結局最初から今にかけてずっと癪に障るけれど。)お前な、……礼儀くらい弁えている。地下街に居た頃から商人や遊牧民達とは接点があったし、地上に出てからは遊牧の民達と一緒に行動をしていたんだ。心配なんてしなくていい。(呆れた様に睨んで告げる文句、然し差し出された手は躊躇わずに取り、重ねられた言葉には繋いだ掌に力を籠める事で応えた。)
  • 大人びて落ち着いているヘルムくんですが、やっぱり子供らしさも忘れないでいて欲しいと思います。

Free

NO.17

(ただ、小さく息を吐き出した後、緩む赤銅から視線を逸ら――そうとして彼の胸倉を掴む。)いいか、もし俺が何かを案じていたとして、それは国王の前に出る事ではなく、強かに見えて精神が柔すぎる何処かの馬鹿の事だ。
  • サブイベントのヘルムくんはしっかりしたところが強調されてかわ……頼もしい一方で少しずつ確実に距離が縮まっていることが窺えて、ヘルムくんの葛藤を思うと切なくはありつつも、態度の変化が嬉しく感じます。

Attend

05/06

……………………旦那様は、やめて下さいね、髭。
  • 敬語+旦那様呼びは正義だなと改めて思いました。こんな風に言われて断れるご主人様が居るだろうか。

06/26

そういえば言い忘れていた。…………前に懐かないとも言っていたけれど……その、何処かの黒猫が……逃げずに懐いているのだから、それで十分だろう。
  • この一言がすごく感慨深く、改めてヘルムくんを悪い道に引き込んでしまった感が半端無いのですが、でもデレるヘルムくんとても可愛いです……

about PC

about Helmwige

 常ならばサイトを拝見させて頂いてから、こんなキャラを動かしたいとキャラメイクをするのが基本なのですが。実はヘルムヴィーゲと言うキャラは大分昔からやりたいなと思い設定を暖めていたキャラでした。弱者のふりをした強者、地下街育ちの捨て子と言う設定以外に、父親は何処かの貴族で母親は東洋人の遊牧民族と言う裏話があったりします。なので前に日誌にて管理人様方がアイコン語りをしている際、砂川様が黒髪吊り目アジアテイストの白磁美人と仰って下さった時は凄く嬉しかったです。そうなんです!黒髪アジアなんです!と思わず画面越しに呟く程でした(笑)もう一つ裏話をしますと、当初、捨てられた際に持っていた品をピアスにするか指輪にするか迷い最終的にピアスにした、と言う経緯があった為にカマルさんから指輪を贈られた時は物凄く運命を感じました。しかもカマルさんが元々嵌めていた指輪だったので、アイコンを見てそれに気付いた時の衝撃は今でも忘れません。ちなみにピアスに付いてる赤い宝石、血赤珊瑚は本当の生誕日と名前を指し示すせめてもの母親からの贈り物です。名前は別として誕生日は明確に決めている訳ではないので、捨てられた季節が冬、生まれた季節が春とかくらいですね。ある意味カマルさんも正解ではあったんですよ。


image CV

 イメージ声優は島崎信長さんでした。昔からどうにもイメージ当て嵌め系が苦手なんですけど、ただ今回は何故か島崎信長さんの声が頭の中をずっとぐるぐる回っていましたね。大人しい役もそれこそ冷酷な役も演じていらっしゃる島崎さんだからこそでしょうか。

PL message

南雲さまより

おはようございます、こんにちは、またはこんばんは。はじめましてヘルムヴィーゲPLでございます。この度は塩山様、砂川様の両管理人様方、そして参加者の皆様方、約二ヶ月間お疲れ様でした。期間満了おめでとうございます。こうして皆様と共に最後まで期間を駆け抜けられた事、大変嬉しく思います。思い返せばあっという間の日々でございました。ちなみに当方、実は期間限定のBLサイト様には初参加でして。過去に一度、常駐のBLサイト様に参加させて頂いた経験はありますけど、其方では私はBLサイトなのにBLではなく友情路線を只管突っ走っていた為。マルチエンドではありましたが、あきらかに誰が見てもBLと言う路線はザローズ様が初でした。結構、NLサイト様とは勝手が違うのだなと活動をしていてしみじみ思う事も何度か。ものの見事に手探り状態でしたので、ペアのカマルさんとカマルさんPL様には大分ご迷惑をおかけした事と思います。ですが、この二ヶ月と言う期間を最後まで楽しく活動出来ましたのは、全てカマルさんとカマルさんPL様のお陰です。ありがとうございました。何より二人が一緒に生きる未来を選べた事を心より嬉しく思います。というのも、PLは根っからのシリアス気質の悲恋気質でして、勿論晴れて幸せな結末も好きなのですけど。どうしても悲恋に持ってゆきたくなってしまう症候群が……実はラスイベが完全に終わるまでの間、ずっと離別したい離別したいとか酷い事をPLは考えておりました、なんて、そんなそんな。……いやもう離別しなくて本当に良かった。カマルさんさえ宜しければ、これからも末永くヘルムヴィーゲの事を束縛してくれると嬉しいです。はい。冷静に色々振り返ってみると、とんでもない事ばかり言っていた気がしますが其処は気が付かなかったふりをして。心からカマルさんに感謝と愛を、本当にありがとうございました。そして夢の中でヘルムヴィーゲのお相手をして下さった皆様方にも感謝のお言葉を。皆様との会話はとても楽しかったです。話しかけられる度に嬉々としておりました。もっと絡ませて頂きたかったなと言うのが本音ではありますけど、キャラの性格上それは仕方のない事かなと納得致します。もしまた何処かで、なんて機会があった時は、またお相手して下さると嬉しいです。最後となりますが、素敵な物語、素敵な場所を作って下さった塩山様と砂川様に、溢れんばかりの愛と感謝を贈らせて下さい。ありがとうございました、私は砂漠の薔薇と言う此方のサイト様に出会い、一人の登場人物として物語を紡げた事を嬉しく、そして誇りに思います。この想い出は一生大切にしてゆきますね。それでは最後の最後に改めまして、塩山様、砂川様、参加者の皆様、二ヶ月間ありがとうございました。またいつか、皆様とご縁がありますように。