Fan Call

アルビウスさんはその振る舞いや在り方が文句なくたいっへん格好いい方なのですが、時々守って差し上げなきゃと思うようなこどものような脆さ、弱さも持っていらっしゃって、そのすべてをひっくるめて可愛らしくてかわいらしくて仕方ない方でした。好きです……。アルビウスさんに殺される未来やアルビウスさんを殺す未来ばかり思い描いていたころがもはや遠い昔のことのような……。もうそもそも名簿のお好きなもの『酒、花、かご編み』お嫌いなもの『弱い心』という時点でPLは有頂天で大騒ぎでしたのに、本編開通と相成った後は、出席でのお姿はかわいらしく、イベントでのご活動は格好良く……毎日が幸せの連続で、最初から最後まで、しんから夢中にさせてくださいました。奴隷身分でありながら不遜かつ、強きものであれとするアルビウスさんにはそうしていなければ過去において今の自分を納得させることが出来なかったのかしら、と思いを馳せてみたり、押し隠した弱さ・脆さを目にした際には、彼が少年時代に諦めなければならなかったいくつものものや理不尽などを想像して涙してみたり、なんと申しますか、アルビウスさんはアルビウスさんの人生がその背景にしっかり存在していて、今のアルビウスさんがあるんだなあと強く感じられました。アルビウスさんが現在へ至るのに幾度打ちのめされて、なにも感じてないふりをしたり這い上がったのかと思うともう……。尊い……アルビウスさん尊い……。特別情に厚くも無い、とロールの中にありましたが、PLはなんでこの人はこんなに優しいんだろうとずっと思っていました。優しさでは無くて、同情のような憐れみのようなもの……あるいは執着ですとかまったく的外れの気持ちかもしれませんけれども、とても人間らしい熱を孕んだものを向けて頂いたような気持ちがしていて。その熱は、モラードのこれまで生涯で最もあたたかいものだったと思います。まだまだ言葉に出来ないものがありつつ、たいへん魅力的な方であったアルビウスさんとペアを組ませていただいて、こんな魅力的な人とお話して貰っていいのか?ヒスっていていいのか?メンタルボロボロになっていていいのか……?とPLといえば自問自答を繰り返しながらの活動で、とびっきり幸せなエンディングを頂いた現在も自信はまったくないのですが、アルビウスさんがもう二度と虐げられることなく幸福に生きてくださいますように、お祈り申し上げます。もう本当に本編でお世話になりっぱなしで、アルビウスさんにモラードのすべてを救っていただいたような……共に生きることをお許しいただけて、幸せな未来ある終わりを紡がせて頂いたのは、さいわいなことだと思います。だいすきです。本当にありがとうございました。ダルヤと、これからもよろしくしていただければ幸いです。

ザローズ一の頼れる爽やか男前だと思います。アルビウスさんはきっと女にも男にもモテる人ですよね。パッと見体も大きいし表情もあんまり動かないと言いますか、近寄りがたい感じがするんですけど本編といい夢の中といい良い人&かっこいい人でした。夢の中でちらっと話題に出ましたが、アルビウスさんは下心も爽やかでした。全然いやらしくないのが謎です、そして二十代半ばかと思いきやまさかの三十路前でびっくりです。落ち着きもあって頼れるのに若さが溢れてる不思議です。滲み出る生命力?なのかと首を捻りました。多分アルビウスさんは歳を取っていい感じに渋みも出るけど若い気がします。モラードさんも綺麗系だし並んでいい感じじゃないでしょうか。初めにあった敵意も後半の愛情も全部ストレートで、特にラスイベは結構率直なこと言ってるのに少女漫画並にときめきました。

世話焼きで優しく時に可愛らしい兄貴分の様なアルビウスさんがずっと好きでした。兄と慕いアルビウスさんに構ってもらいたいなとわりと本気で思います。あの高身長の肩に座るか担がれたい。自分がもし小さな子供だったら是非養女になりた(強制終了)夢の中では時々絡ませて頂きまして、大変嬉しかったです。話しかけて頂いた時の喜びは忘れません。

うまく表現できないのですが、アルビウスさんからは行動や言動のひとつひとつを通してすっと心に染み込むように自然に浸透してくるような、とにかく不思議で優しい魅力を日々強く感じておりました。是非とも兄に欲しい!(笑)ザローズにおける包容力ナンバーワンは正しくアルビウスさんなのではないかと思います。

屈強な肉体を持ちながらも乙女的な意味ではなく花が似合う男の人はそういないんじゃなかろうかと思っています。男の人の強さの中にある色気だとか格好良さを感じながらも、やわらかな部分が見えてもそれがまた魅力となって映るようなそんな方だったと思います。醸し出している雰囲気や言葉がどれも素敵でした!

凄く格好良かったんです。凄く強くてギリシャ顔(好みです)で、威厳のある態度で、なんかもう男の中の男!!って感じで、何でこんな男前を操れるんだ、PLさんすっげーなーと思っていたんです。…が、どうしても、玉を掴まれたシーンばかり再生されますごめんなさい。

Best Scene


NO.22

……、ああ。(吐息に混ざって漏れた声は得心のようでもあった。)次は獅子とでも戦わせるのか。(独言ののち、笑う。ゆがんで持ち上げられた口端には侮蔑が含まれていた。)
  • アルビウスさんの奴隷時代について考えさせるこのプロローグの結び……侮蔑と、長年の蓄積されてきた諦めが感じられて、たまらないなあと思う場面です。

NO.10

――あわれな。(理解をする。相手のまとう空気の色を。姿かたちが男であるのに、そのにおいもないわけを。そしてどこかなよやかなその身の運びの素地を。"男でない"のだ。ゆえに、自分と同じ地平に立つ者とは、見ない。緩慢に首を動かし、めずらしい生き物を見るように見下ろしたまま、)では、お前の主と話そう。そちらは男だろうから。
  • 奴隷のくせに!いましめられたままのくせにー!と大変興奮したことを覚えています。奴隷という立場でありながら、その内側に矜持やこちらへの侮蔑が垣間見られるたびに沸いておりました。今もまた……。ただこのときはどうやって這いつくばらせてやろうか考えるのに必死だったような気もしますが……。

NO.10

主に伝えよ。わたしを雇えと。長い間、人を殺しも守りもしてきた。……剣がなくとも、今またひとりくびり殺すことはたやすいぞ。(できることはそれしかなかった。だが、それをもってこれまで自分の身を立ててきたのだ。いかな熱砂の国といえども日陰はあるし、夜は来る。十全に己の能力を発揮できる場もあると本人は考えていた。)もてあますより、いく分かいいと思うが。
  • さらっと物騒なこと言ってますが滲み出る男前っぷりですよ。
  • 流石は元闘士といいますか、この堂々とした様子が素直に格好良いと思いました。

NO.20

いッ、(顔がひきつり、悲鳴じみた声が漏れる。ひやりとした手が股の間に入ってから締め上げるまで一瞬の間もないようだった。不遜に張られていた胸は、背は、痛みに思わず丸められる。だが膝を折ることもかなわなかった。いかな戦士といえどもそこばかりは鍛えようがないのだ。手をはがそうとしてか、それともただ痛みに耐えるためか、冷や汗が浮いた額を相手の腕に押し付けて、)わかっ……、 ぐ、っ……よせ……。(腹からの呻きだ。相手の話を、もはや半分も聞けていないだろう。ぞうっと背に怖気がはしる。腹から内臓を掴まれ、引きずり出されているかのようだ。するどくもあり、しかしにぶく身体じゅうに伝搬していく痛みだった。いっそう力が強められれば、はじかれるように首をのけぞらせ、声にならない叫びを吐き出す。)――――っ!!(ほんのひととき、目の前が白んだ。手が離れると、途端、力が抜けたようにその場で膝を折り、へたり込んだ。痛みは強い余韻を残し、今ばかりは彼を見上げる目にも不遜さはない。恨みと恥と、わずかな恐れが、そこにはあった。)
  • まさかエロシーンでもないのにペアさんの大事なところをつかむことになろうとは……と不安に苛まれながらの投稿だったのですが、返ってきたレスをみてそんな不安は吹き飛びました。かわいいので万事問題なかったです。あーーーーー悶絶するアルビウスさんかわいい……。かわいい……。
  • (一部抜粋)抜き出すのにちょっと躊躇しました……恥ずかしくなるような臨場感も併せてすごく印象深いです。

NO.27

(じゅうたんの上にうずくまり動かぬ様子は、疼痛に耐えていると見てとれるだろう。余裕はなかった。返す言葉も。相手を睨んだ目元さえ、ひくりとぎこちなく震えた。先ほどまでの、歯牙にもかけぬという態度は見当たらない。いっときでも恥辱を与えた相手に、獣の目は敵意を露わにしていた。)……、せいぜい、いきがっていろ。(ようやくそれだけを絞り出す。と、部屋に踏み入る者の気配を感じると、大儀そうに立ち上がる。弱々しく臥した姿を多くの人間に見せる必要はなかった。)
  • たいへんですよこれは(かわいくて)

NO.32

必要ない。(切り捨てる声。刹那、戒めを解かれたアルビウスの肩が不穏に盛り上がる。次の瞬間には、地を這う蛇のようにその手と腕はひとりの宦官の首に食らいついていた。太い腕が絡みつき、関節で喉を締め上げる。無論、命を奪うことはなかったが。)馬を貸せ。……寄れば、こいつの首の骨をくだく。(紫色の瞳は、燃えるようにひかった。冷静な殺意があった。だが、このような行動に出たこと自体が崩れであったかもしれない。このままここに奴隷として残れば、さらなる侮辱を受けるかもしれぬと予感があった。それが目の前の瑪瑙の瞳持つ人間からというのが、――我慢ならなかった。男でない者であるとかいうことは関係ない。ただ腹の底がざわつくようで、気に入らなかっただけなのだ。宦官の体を首ごと引き寄せ、他の人間との間合いを取る。彼らに相対したまま、じり、と後ずさるように足は出入り口に一歩近づいた。)
  • アルビウスさんの動きあるロールが大好きでした。とくにこのシーンはため息がでるほどかっこいい……。
  • 場違いかもしれませんがかっこよくてときめきます。

NO.1

(――そして意識はさらに過去へとさかのぼる。故郷や、もうひとつの故国でのできごとが、人が、風景が、アルビウスの中をめぐっていった。体は、それごと鉛になってしまったかのように重たかったが、夢だけはなつかしく心地よい。目尻に浮いた雫がひと粒、頬をななめにつたって耳朶に落ちた。)
  • アルビウスさんの、涙! 結構衝撃でした。

NO.22

……、いや……。(遠く、天井を見上げる。ぼんやりと、ランプの灯がつくる何かの影が映るのを眺めながら、アルビウスは言葉を続けた。)おれが、……ちがう。そんなわけが、……おれは勝った。勝ったんだ。(はじめ、茫洋としていた声には熱が帯びた。歯を食いしばり、目を大きく開く。反った喉が、ぞろっと震えるように動いた。体はこわばっている。だが、唇を開いて、は、と息を吐くと同時にその力も萎えた。まばたきが繰り返される。)奴隷なわけが、……あるか、……っ。(押し潰れたような、かすれた声だった。腹の奥底で感情が逆立つように勝手にざわめいている。ぐっと強く、眉間に皺を寄せながら目を瞑って数度深い呼吸を繰り返すのは、そのざわつく心に我が身を任せないようにするためだった。)
  • アルビウスさんの心のやわらかいところーーー!!!!!(興奮)

NO.30

いつか、思い知るだろう。お前はおれを死なせなかった……。だから、お前は、見るぞ。 おれが生きてここから出るのを見て、お前は、わかる。……自分がこの場所で本当に死んでいくんだと、お前は、もう一度思うだろう。主にも、見返られることなく。
  • アルビウスさんの重くて真理をつくような言葉が大好きです。
  • アルビウスさんの鋭いお言葉……。不意に真理のようなお言葉を差し向けられるたびにぞわりとしておりました。

NO.35

……っは。何もできないように、これでは……思えるな。(一瞬目を伏せ、苦く笑う。腕は戒められたまま動かすことはできない。が、今また、相手を見たならば、)お前が言ったんだ。……おれにできることを。(数時間前のできごとが、熱の後では夢のように思い出された。忘れたか、と尋ねる代わりに、一秒二秒、押し黙る。冷たい色の瞳は、この時ばかりは存外雄弁であったかもしれない。)守ってやる。おれが、この場所を出ていくときまで……、そうだろう。
  • アルビウスさんが抱いてらっしゃる感情は間違いなくいいものではないはずなのですが、これは(PL的に)ときめき不可避で!余談ですが、枷にがちゃがちゃ阻まれてるアルビウスさんが好きでした。

NO.42

(感じた矛盾に、鼻から抜けた息は笑うような気配を乗せている。)ままならないな。(それだけ、小さく呟いた。)
  • ここの些細な仕草が持つ雰囲気が何だかとても好きだったので。

NO.35

……なんだ。 花……?(振り返れば影がある。理解のないまま受け取った袋はたしかな重みがあり、そしてアルビウスはすぐに了解をする。示された娘を目に入れながら、)女神にか。(そして。雑踏の中に、祭の生き生きとした賑わいの中に彼ひとりを残して、花売りの娘へと足を向ける。白い肌の奴隷が近づいてくるのを見て、少女は少しとまどったようだったが、)――ああ、待て待て、娘。その花がほしいだけだ。(そう呼び止めて、彼女が抱いた花の束を指し示す。土地が違えば育つ花も違って、アルビウスが見慣れぬものも多かった。雪の故郷には背丈の低い小花が多くあったと、ふと思い出す。祭の日に冠をつくったこともあった。もう一つの国では王が諸国から種を集めたが、気候に合わず育たなかったものがあったのが惜しかった。と、そうした思い出を、彼女との会話の合間に挟んで。決して長い時間ではなく、人々の声に紛れてしまう程度のものだったが、終わりには娘の表情もやわらいだ――と、思いたい。)水の女神の祝福を。(みつくろってもらった花束を抱いて、そう別れの言葉を告げたなら、"主"の元へと奴隷は帰るだろう。変わっていることといえば、花束、布袋の重さ、それからうつくしい紫のストールがなくなっていることだろうか。)これでいいだろう。(まずは布袋を渡して、促されれば花束も渡すことだろう。ストールはといえば、先の花売りの娘がそれを手にしているのが見えるはずだ。)
  • アルビウスさんという人間としての姿……というのでしょうか。奴隷としてではなくって、生来の気性ですとか、そういったものが感じられて大好きなシーンです。これが見たかったー!(本音)
  • (一部抜粋)普通の日常の一コマっぽくて、アルビウスさんらしくてほっこりします。
  • (一部抜粋)ストールをあげてしまった事は、ちょっと予想外ではありましたが、胸が温かくなったのも確かです。

NO.48

冗談かわからん。おれに言われるのは、たぶん、相当だぞ。(タイトル)
  • ほんとにごめんなさい。

NO.61

自由になりたいだけだ。万に一つの奇跡が起こって、今日まで生きてこれたのだから……、(手が伸ばされる。鎖でつながれているから、片手に遅れてもう片腕が。その手と指は、彼の黒いベールに届かずに、代わりに抱かれる花束に落ちた。先に雄しべを摘んだ花の一輪を抜き取る。)運が良ければまた生きのびるだろう。(そう、身ひとつの軽さをもって告げたころには心のうちにも平静を取り戻して。ざり、と鎖を引いてまた一歩と祭壇へ近づいた。)それとも、お前を気にかけていると言ったら信じるか。(ふと口端に浮かべた笑みは薄氷に似て。手の中の花をくるりと回して、すでに溢れるほどに供物がささげられている女神像の、その祭壇にそれを手向けた。
  • アルビウスさんの言葉は年齢以上に重みといいますか胸に響く気がします。上手く表現できなくてもだもだしますが。

NO.64

お前はおれが死出の旅路を歩こうとしているように見えているんだろうが、……、(ばかげたことだ、本当に。だがそれを彼の口から聞けば、道理もなく腹が立った。言葉を止めて、ただ紫の瞳だけが雄弁に語る。静まった感情が底から浚われて、あぶり出される。そこにはある種の親愛があった。同情があった。それと同時に、衝動的な憎悪が。それらが混ざり合い、薄められて、おもてに現れていた。)…取るに足らないと、思っているだろう。(おどろくほど、昏い声だった。卑屈と呼んでもいいような。常の不遜な物言いとは遠く離れているようで、強者として振る舞いたがる者の裏と思えば自然なようでもあった。おそろしいと言った彼の姿も今はまやかしとして思われて、ああ、だから何かを残してゆきたいと思う。彼の中に、自分の痕を。ちりりと喉が震えた。暗い火が我が身に宿っていることを自覚する。そうやって、半ば嘲るように告げた言葉が――"気にかけている"というそれが、事実であるのだと声を上げている。だがそれは耐えがたい声だった。)――見ものだ。……白い肌の奴隷が死んで、お前がどういう顔をするのか。(指した奴隷が誰のことかは知れなかった。ただ、それよりも。もう一人の、顔も知らぬ、恐らくは彼と同じ褐色の肌をしたひとりの男を思い浮かべて。祈りは暗い想像に取って代わられて、形ばかりのものとなる。祈りを終えた人々と混じり、流れにそってまた歩き出したところで答えるのは最後に尋ねられていた言葉。)お前のうらみと、敵意だけは、はじめから本当のものだった。(今、口にできるのはそれだけだった。それ以外がないのではないが、狭量な心と凝り固まった矜持とも言えぬ身勝手さが口にするのをためらわせる。行く道には気を引いた人々の活気も、今はアルビウスの中には入りこまない。あの花売りの少女がこちらを見つけていたとしても。ただ呆然と、あるいは沈思して、巣へと戻っていくのだ。この国の太陽も差し込まない、暗がりのその奥へ。)
  • うっ……好きです……。ほの暗いアルビウスさん……好きです……。執着してくださっている欠片が垣間見える度に大興奮でした……もっとこの気持ちを言い尽くしたい……。

NO.20

いやまったくだ。少しは泣いたり笑ったりすればいいものを。
  • どこで切ったらいいものか、と思いつつ全文を……。この、アルビウスさん独特の表現というか、これまでの生き方というか、その過去が感じ取れる考え方や表現がほんとうに好きで好きで……。どうでもいいんですが獅子と戦うアルビウスさんも欲しいです……。

NO.26

……そうだ、(往来の、人の話し声に。駱駝の蹄が砂を踏む音に。それが引く車輪の軋みに、かき消されそうな声は、それでも相手には届くだろう。)……昔のように、王に仕えるのもいいと。(ほとんど、間を持たすためだけの言葉だった。それも泡のようにすっかり消えて、寒々とした重い沈黙がしばしの間続くことになる。腹の底では、ふつりと何か我慢ならぬものが沸きはじめているのに、出口を見出すことはできない。怒りにもにたこの思いは、それを抱く自分ですらも理不尽なもののように思えた。――なぜ。どうして自分が、これほどに心を乱されなくてはならないのか。)…………なあ。……おれは。……お前たちの、やりきれなさだとか、妬みだとかを、代わりに受けるために……おかれ続けているのか。(少しだけうつむいた。けれど、上背のために彼が視界から外れることはない。ほろりと転がり落ちた言葉は心の吐露で、けれども考えながら、選びながら、喉は震えて唇は動く。それでも自分がひどく矮小で恥ずかしい。今の言葉は、彼に対して何かの期待を持っているように思われなかったろうか。)
  • 混乱しているアルビウスさんはほんとうにかわいいなあ……。
  • (セリフのみ抜粋)この後の「……代わりは、もう、いい。 ……他の何かを理由にせずに、お前の前に立つには、おれは、…………どうしたらいい。」もとても好きなんですが。アルビウスさんが存在理由を求める場面はすごく胸に刺さるものがあります。
  • (一部抜粋)この時のアルビウスさんはとても可愛いです

NO.31

…………守るさ。(同時に、振り返る。常と同じように髪を下ろした彼の姿がそこにはあった。女ではない。だが、自分ともまるでちがう形をした生きものの姿が。)お前の命を守ろう。おれが自由になるときまで。(自分があの宮殿に置かれている名目を忘れてはいない、というように、かつて言った言葉をなぞる。だが、そう、なぞるだけの声だ。ざ、と地を踏んで、一歩分、間合いを詰める。)――それで。……それで?どうなった。お前は、主のようにはならないな。白い肌した人間こそが、お前の憎むものだ。(ひくりと口端が、頬が、ひきつって歪んだ。その陰影だけは、笑っているようにも見えないことはなかったが…。腕が、少しだけ上がるように動かされて。鎖がか細い声で鳴く。)……モラード。(請うような声色だった。唇がそうして彼の名をつむいだ一瞬後に、持ち上げた太い腕が彼の胸に肉薄する。すぐ後ろの壁に押しやるように、ぶつけられようとするだろう。)
  • お肌の色や体格も相俟って、彫像(あるいは壁)のような印象が強いアルビウスさんの微細な反応が……好きです……。
  • 飾らずに真っ直ぐな言葉をつかうアルビウスさんは何度見てもこう、ぐっとくるものがあります。

NO.37

……、……は……。(息の仕方も。まばたきも忘れた。その間に雫が褐色の肌を流れて溶けるのを見た。体の中に、何か大きな力の奔流が存在するようだ。それに力を奪われぬよう、彼の胸に押し付けた腕の先、指を静かに、強く拳に握りこむ。彼の言葉と、涙に。瞳の中に浮かんだものに面食らったまま、アルビウスは唇を開いた。)……、(音は出ない。陸での呼吸をできない魚か、突然唖の者になったかのように、苦しげに、少し唇を動かしただけだった。――存在を請われたのだ。ぞうっと歓喜が、しかし陰にあるような暗い歓喜が、身を走っていくのを感じる。けれども、)……それは、……誰に。誰に言っている。(疑念に絡めとられたような声が、掠れながら落ちた。)ただひとつの財産にか。――つぎは去った主の代わりにか。(わらおうとして、それもかなわない。吐息が感じるような間近にあっては、それを隠すこともできなかった。だから今度は、彼の肩に額を押しつけて。そうして表情を隠してから言うのだ。)……代わりは、もう、いい。 ……他の何かを理由にせずに、お前の前に立つには、おれは、…………どうしたらいい。(自分の内側をさらそうと試みるその声は、闇夜に道を歩く時のように、こころもとない。)
  • アルビウスさんは強者としてあろうとしている印象があって、その内面や心を動かされることを嫌っているんだろうなあと思っていたのでこの場面のアルビウスさんは本当にかわいかったです……。
  • (セリフのみ抜粋)うおわああああああああ!!(歓喜)

NO.45

そうだ。……ああ。……戻れるものなら…………。(だが、言葉を止めると、首を横に振った。自分が知らぬ間に、認めぬ間に楔は穿たれている。それを取り去っても、後には穴が残るだけなのだ。)……お前が、戻れるというなら。おれを離して、元通りに、影のただひとつとして生きられるなら、その時には……、(激情が静かにくすぶっている。腕がわずかに動いて、彼の頬に手が伸ばされた。指先は頬をかすめて、顎の付け根あたりに触れる。そして血の筋にさわった。指の腹が、弾力ある血管に触れている。千切れれば失命するその筋に、薄い皮膚の上から。)おれが誰の命をうばうのか、お前にわかるか。(死を口にしながら、アルビウスは縋る者のままだった。彼の首筋に落とした視線が持ち上げられて、瑪瑙とかちあう。)
  • はあ……もう勢い余って首の骨を折られたい……。

NO.3

(夜に躍る悪意を追って、眠る町に迷い込んだその先は、)
  • まさか本当に守って下さるなんて思ってもいなくて……ほんとうにモラードを守ってくださったひとに焼印なんて押していいのか……?と悶々としていた記憶があります。それにしてもかっこいい……。このすばらしい臨場感。かっこいい……。

NO.22

…………やめてくれ。(そして喉が震えて、声が吐き出される。懇願は囁きのようにして、彼以外の誰の耳にも届くことはなかった。あの奴隷商が、語り部としてこの場に残っていたとしても。)……おれは本当に、お前を殺してしまう。
  • 殺したくないと思うようになったことに震えそうです。

NO.25

気にするな。…あー、なんだ、世界には厳しくない太陽もあるぞ。
  • アルビウスさんが「いやだ」と答えてくださったら焼印を押すぞ!という気持ちでいっぱいだったのですが、結果的に受け入れてくださってよかったと素直に思えました。望んでではなく呑まれてしまったようなかたちですが、死を受け入れてくださったアルビウスさんのこの無力感、無常感……。すき……。

NO.25

……ああ。お前のおわりには、おれがいる……。(そして自分はそのために命を落とすだろう。このよろこびはまっとうなものではないから、眼差しは暗く濡れている。罠にはまった獣のように哀れな目だった。
  • 考えたらすごい誓いをしていますよね……。しかしまるでプロポーズ。

NO.35

(絡まった指に生まれる熱は後宮に帰りつくころにはひどく離れがたいものとなっていて、そして暗い中で紡がれる音の響きに――、まったくそれは聞き慣れた自分の名前であるというのに、ぞっと情動を煽られる。生きるものの証のような。けれども死の話をしたすぐ後では自分自身への皮肉のように思われて――、彼の声が甘くあればあるほどに、アルビウスの言葉数は少なくなっていった。)
  • 伝えた言葉と抱えたものとで言葉少なになるところが特に良いと思います!

NO.23

……生きて……、ほしい。(この夜でなければ消えてしまいそうに弱い声だった。導かれるように喉を震わした言葉を、自身でさえつかむのはむずかしい。彼の死を認めて、自分の死として。それを享受して、だのに、手の中の命はいとおしかった。瞼をひくりと震わせて、手にはまた少し力がこめられる。)……本当なら、そう言いたかった。あの夜から――、…………お前を死なせることしか、自分にはできないのかと。(後悔がある。諦めも。瀝青の沼に落ちたように、身動きは取れなかった。動けばその分いくらか早く沈むだけだ。そうしておわりに近づいてゆく。続く言葉までは少し思案気な沈黙が間をつなぎ、)……生きていたなら、……もし、違う国を見たらお前は……、(目を上げて、ふと笑った。苦笑じみた色を残しつつも、この静かな闇の中で、なにか眩しいものを見つけたようにして。)お前はどんな顔をするんだろうか、と……。(たとえば白銀よりもなお白い、枯れない森の冬。たとえばもう一つ愛した国の、豊かな海風に揺れるオリーブ。後から言うのならこれほど簡単なのに、今となってはなにもかもが死につながっているような気すらした。)
  • 直球勝負、というわけではけっしてないのですけれども、アルビウスさんの言葉はいつも胸に届いて……どうしてこんなに優しいんだろうと……。
  • (一部抜粋)シリアスな場面と分かっているのですが顔のにやけが止まりません。

NO.23

……、(尋ねられて――、思い浮かぶ情景は、今は故郷のことばかり。ほとんど忘れたような時もあったというのに、今はどれもがおぼろげではなく、しっかりとした輪郭を持っていた。――たとえば、雪の下に咲いた、ちいさな紫色の花も。)……すみれ。……小さな、花だ。雪がとけるころに咲いて、香りがよかった。……モラード、お前もだ。お前の髪もきっと、そう言われる。(彼の髪の中に、青すみれの色を見つけて。まぼろしのようによみがえるのは馥郁たる花の香。)
  • しんでしまいます(萌えて)。

NO.34

……――今になって、……こんな……。(自分の手でおわりを迎えるとわかっていて、今夜吐き出した言葉は罪人の告解のようなものであったはずなのに。自分ひとりであればたしかにそうであったはずだったのに、彼の声が一石となって、暗い澪の中に沈めたものが浮かぼうとした。――のぞみが目を覚まそうとしているのだ。渇望が。飢えが。いずれも、死に寄り添ってはいないものが。…こんな思いを抱いて死ぬのは、よほどの痛苦があるように思えた。そして表情はその痛みを今受けているかのようにきびしい。引き結んだ唇の端が震えた。)……モラード……。(息を吐いて名を呼べば、自然と唇のかたさばかりは和らいで。上手に重ねていたほう手を離すと、それは静かな動線でやがて相手の髪に辿りつくだろう。頭のほうから、そっと指の腹が青い花の色した髪を撫でて、静かに下がる。髪に隠れた耳の輪郭を丸くなぞって、そして髪先に向かって。)……おれは、…………。(唇は開かれても、声は出ない。言葉になりかけたものを噛み潰すように一度口を噤んで、それからまた、息を吐いて。こうして触れた自分の指のほうが、よほど饒舌なようでもあった。けれどもう一度、眼差しを瑪瑙へと置いて、)お前を殺したくない。……死なせたくもない。 ……生きているお前が、いいんだ……。(眦はかすかな赤みを帯びていた。口にしたなら、それが過ぎた望みであると自分の中に冷たく響いて――、けれど。むらさきの瞳も、つながったままの手も、髪に触れた指も、それでも、すべて。彼に、こいねがっている。)
  • アルビウスさん尊い……かわいい……はーーーーーーー好きです(咽び泣く)
  • (一部抜粋)6thの辛さが半端ないのですが。生きているほうがいいですよね…。

NO.40

……海……?(そう、繰り返すころには再び瞼も開いていて、表情もいくらかやわらいだ。言葉の先にあるものを求めようと、どこか遠い彼の眼差しを見る。脳裏にいくつかの国の、幾色もの海の色を浮かべ――、父を浮かべる。自分の父と同じく、戦うものであった彼の。同じ青い髪の男性を。そして、)――……、……。(耳朶を打つ、はじめての音。驚きに似た色がアルビウスの瞳をうすく染める。驚きほど理不尽なものではない。道理に沿って胸をすっと流れていくような、得心と呼ぶようなものだ。三日月の晩、"モラード"をころしてと告げた彼の真意に、今ようやっと近づくことができたような気がして。)それがお前の名……。(肩に心地よい重みがある。静かに片腕を伸ばしては、寄り添った彼の体を。細い肩を抱く。枷があってはできなかったことだった。腕の中に彼がいる。生きて。その死も生も、今ばかりは自分の中にあるのだと――、そう感じることを傲慢とも思わなかった。)……ダー、リャ、……ダ、(口の中で音を捏ねる。聞き慣れないその名を、耳慣れないこの国の響きを。それはいささかぎこちないようでもあったが、やがては、)……ダルヤ。……――ダルヤ。(繰り返し名を囁く声は、しとりと熱い。執着ははたして何からはじまったのだったか、複雑に組み上げられた思いはひとことで名をつけるようなこともできないもののはずで。だが声も、触れる指も、彼を慈しみたいと――、そんな望みを隠そうともしていなかった。先ほど触れられていた手が、静かに頬に伸びる。青い髪の間にさしこまれて、顎の関節までとらえて、指先は耳にも触れた。)全部がおれのだ。……おれの……。(他の何にも渡さぬようにと、いっそう近くに抱き寄せよう。抱き締めるように。そして鼻先を青い髪に埋めては、頬を、唇を褐色の首筋に押しつけるようにして。鼓動も熱も、すべて。彼が生きる証を、感じていたかった。)
  • この場面のすばらしさを日本語を用いて極めて理知的に説明しようと思っているのですが読むたびに胸がいっぱいでまともなコメントが出来なくなっています。もう好き。
  • (一部抜粋)モラードさんの名前の衝撃やらアルビウスさんの行動やらで口がぽかんとあきました。モラビウスは冷たくて静かに熱いですよね!!

NO.47

今さら言うな。おれは大まじめにやるぞ。最後に笑うなよ。
  • 思わず全文を……はああああアルビウスさん……(嗚咽)もうかわいいの一言ではあらわしきれない……いとしい……。6thイベントのアルビウスさんは死を目前にして、何もご自分の中に隠すことなくさらけ出してくださっていてその脆さや弱さがこの上なくかわいらしくていとおしいのですがこの場面はもう……胸にアメジストの宝石をいっぱいに詰められたようなきもちでくるしいです……。

NO.47

すまない。……ダルヤ、……すまない。
  • 神様がいるなら殴りたい(真剣)

NO.10

……生きよう。"ダルヤ"。(肩に置いていた手が、ゆっくりとすべり落ちる。そのまま、彼の腕を取って。状況が変わって――、どれほど、明日に届く可能性が開かれたのかは知れない。門をくぐる前に、どちらか、あるいは両方が命を落とすかもしれない。けれども、不思議な力がある。それを為してみたいと、そのために命を賭したいと、心が奮っている。)そうしていい。"モラード"の名前とともに、……枷になるものはここに置いて……。 そして、おれとこい。(死ぬかもしれないが、と小さく付け足す。その可能性は実際十分にあったけれども、先への可能性を見出しはじめればいく分か余裕も生まれるようで、その一言は冗談を言うような素振りだった。)
  • さっきまで萎れていたくせに生を見出した途端これ……ちょっとこの野郎と思いながらもかわいいので生きようとしてみてよかった……。
  • 惚れるしかないというか行くしかないというか。

NO.34

……言ったろう、立ち会うと。(声は静かだが重くはない。少しばかり笑う気配があった。剣が静かに下ろされて、)おれとこいとも言ったぞ。……なあ。おれは、もう――、お前をうらんだり、憎んだりは、まるっきりない。憎まれたいとも……、今はもう。(欠片も彼を得られないのなら、とそれを望んだこともあった。けれども今は、自分と彼との距離はこんなにも近しい。そしてきっとそれは、自分の希望としての見方ばかりではないのだ。剣を持たない方の手で肩に落ちた青い髪を撫でて、音無く笑う。髪を梳く感触に指が悦んでいた。陽の下、そのあざやかな青を感じながらまたこうして触れたいとも、思う。)……お前にも、そうであってほしい。海を見て、雪の中にすみれを見つけて……、その後も、おれと、(――まるでめおとの誓いのような。ふと覚えた気恥ずかしさを散らすように、は、と笑って。それならいっそ、こう言おう。)添い遂げてみるか。(そう告げてのち、聞かれてもいないうちにいくらか急くような言葉を並べだして、)――……いや、無論、後でやりたいことや行きたいところができたなら、それはそれでいい。(伸ばした手も引っ込めようとしながら、)世界には、お前に価値あるものもたくさんあるだろう。……これから。
  • このひとはなにを言ってんだ……?と頽れつつ、こんなことをアルビウスさんに言われて否と答えられるやつがいるのか……?と転げていました。
  • (一部抜粋)脳内で鐘が鳴りました。アルビウスさんの爽やかさは癒しでもあると思います!
  • (一部抜粋)プロポーズの言葉に私が悶えました。

NO.40

片手は相手とつながったまま、静かに腰を落として片膝をつく。曲刀が床に置かれた。自分が見上げて、彼が見下ろす。それは少し前までの、"モラード"とアルビウスの距離に似ていた。)今のおれは、答えもない。……好きだとか、おれがそんなものを言っても、お前の迷いも晴れはしまい。お前が悩むのは自分のことだ。それは、自分で片をつけるほかないだろうから。(そして今また、自分も少し――、己に向き合ってみることにしよう。彼を見上げながら、その先を。その奥を、遠く、見つめるようにして。)……だけどな、……おれはやはり、お前を気にしているよ。助けが要る時に、それを貸すのがおれの腕だといいと思う。……それでいつか、お前が好きに生きていくのを――……、見たいと、……(一度言葉は途切れて、また。)……いや。……ちがう。それでも……、 離したくない。(根にあった暗い執着がじわりと声に滲む。もっと良い言葉をと思うのに、それを見つけることもできずに。)……お前に必要とされたい……。
  • アルビウスさんはほんっとに優しくてずるい。(憤怒)
  • ラスイベのアルビウスさんの破壊力が…!吐血しますよ!

NO.52

(薄闇の中、黒衣がつくる色濃い影で覆われてしまえばもう見えはしなかったろうが、アルビウスはまた静かに笑う。)ダルヤのために。(そう小さく言って、その青い髪に唇を寄せた。)
  • 改めてログを読み返しているとこんなかっこいい猛攻撃を受け続けてよく自C(とPL)は無事でいられたなと思います。
  • モラビウスのお互いの名前を呼びあうシーンが大好きです。

NO.52

(侍女の制止の声はあったろうか、動き出した後は、自分はただ前に進むだけだった。彼に示された道を。この日まで踏み入らなかったハレムのもっとも深い場所を、勝手知ったように黒衣の男は走る。――残っていたとするなら、女たちは奪われるか殺されるかするだろう。アルビウスが努めたことと言えば、彼女たちを自分の母や姉と重ねないようにすることだけだった。半神の英雄でなし、高潔な騎士でなし、力ある王でなし。そして無力さを悔いるのも、齢十の自分が済ませたことだ。そうと言い聞かせねばならなかった。色気を出せばもろとも死ぬだけだと。ゆえに、前だけを見た。ひとり目の兵は一閃でその首を落とす――というわけには行かなかったが、剣は慣れずとも不意の一撃で、ろくに声も上げられずに血だまりに倒れることになったろう。ふたり目にも幸い膂力は勝ったか、宝剣で二人を斬り捨てる頃には理解もする。この国の曲刀は叩き割るでも打ち潰すでもなく、まさしく肉と骨を斬るためのものだと。やがて正殿に辿りついたなら――、黒衣は血臭を引きずって。また彼の示すままに、進むだろう。ひとりの男のもとへと。)
  • やっと理性的なコメントをつけられそうです。元剣奴であり、兵士でもあったアルビウスさんの強さ、そしてその人生において失ってきたものに対する考え方とあきらめがうかがえて大好きなシーンです。

NO.54

……お前が終わらせるんだろう。(自分もまた、彼に寄り添う。腕をその背に遣ったなら、血で湿った黒衣で覆いつつむような風でもあった。そっと柄を相手に差し出しながら、)――できるか。(彼の覚悟を問う必要はないはずだった。だが、唇はそう尋ねてしまう。"モラード"たちのすべてであった存在なのだ。それを彼は失くそうとしている。それからは彼の反応を待って――、必要あらばこのひととき、真に一切の私を絶って、彼のつるぎとしてだけ在ろう。)
  • はーーーー私の剣がこんなにも強くてやさしい!!!!

NO.59

子どもは割合好きだったぞ。うまいしな。
  • 見てくださいこの静けさアルビウスさん尊いーーーーーー!!!!!!こんな美しいものが見られるならお任せしてよかったほんとに……好き……。

NO.61

行くぞ。……もう、生きるも死ぬもともにだろう!(尋ねるような言葉尻に、口元を歪めて。笑った。獣のように、わずかに歯を覗かせて。空いた手で彼の手を掴み、引き、そして下への階段を見つけたならば、その中に飛び込もう。)
  • かっこよさから打って変わって少年のようなかわいらしさを出してくるアルビウスさんはもはやあざとい。

NO.66

さすがに青い毛はいなかったな。すぐありつけそうなのは山羊か?
  • このレスを頂いたときの衝撃を文字にしてお伝えできないのが……いまだにちょっと指のあいだからレスをながめることしか……。
  • こんな爽やかかつかっこよくて肉食的な口説きがありますか!アルビウスさんのスペックが素晴らしく素敵で惚れそうです。
  • 何気に一番大胆だったのはアルビウスさんだったのでは、と思ってしまうシーンでした。

NO.71

お前は、いいんだろう?(戯れるように音を重ねて聞き返すもそれも形ばかり。そして彼の手には抗うはずもなく、ほんの少しだけ離れていた唇がまた重なった。互いの粘膜の入り口が触れあっている。表ではない、内側の赤く濡れた肉に。人肌よりもわずかにぬくいばかりの熱に、灼かれている。痺れるような小さな波が体の中でいくつも起こり、伝播し、心が震えた。心ばかりではない。皮膚の上をたしかに喜びが走って行く。)……――、……。(きっと先ほどよりも長く、深く。余韻はひどく甘かったが、それを追うことは、今しばし待とう。唇を離してわずかに双眸を和ませたのを最後として、ふたたび意識はこの夜与えられた困難に向いた。)
  • もうなんなの?(萌えすぎて激憤)

NO.71

今度は先に聞いておくが。また使える道はあるのか、魔法使い。
  • こういう軽快な冗句をさらっと言ってくるのもまたずるい男でほんと……。

NO.81

……、……、……。(口元は音なく動き、衛兵を数えた。ひとり、ふたり、離れて三人目。いずれも自分の任をまっとうしようと迷いなく佇立しているわけではなく、どこかそぞろだった。混乱と、それがつくる不安は間違いようなく国の隅々まで広がっている。対して白い男はまっすぐに突き通るような意思を今持って動いている。動けている。満ちた気力は膂力を最大まで引き出し、――結果としては、多勢を相手に一方的な立ち回りをする。猛進する大きな黒い影に気づいたひとり目は剣に手をかけたまま腕を切り落とされ、ふたり目は、数度の剣戟ののちに首に曲刀を突き立てられる。重傷と絶命。突如繰り広げられる惨劇を目の当たりにした三人目は、しかし、混乱から一歩先を出る。黒衣の男――アルビウスを襲撃者と認識して、剣を抜く。怒号のような叫びは言葉ともならなかった。一方で、アルビウスはこの死線に眩んでいる。剣先が鈍ることはなく、かえって冴えるようだったが、怖気とも快楽ともつかぬ感覚が、細かい痺れのように背の筋を走っていた。血に歓ぶわけではなく、枷を外された四肢が存分に動いていることが心地良い。――つばぜり合いが続いて、しかし巨体は兵士を壁に追い詰める。かすかにアルビウスの剣が浮いて、刹那、渾身の一撃が振り下ろされるも――、)っ……!!(どっと、体に大きな衝撃がある。剣を振り下ろしたその肩に。兵の胸から剣を抜きながら、アルビウスは己の右肩に突き立った矢を見た。射手!見れば闇夜の向こうに松明の明かりが見えた。その火が人の頭より幾らか高いところで照り返してもいる。槍の穂先らしかった。槍と弓ではさすがに相手が悪い。息つく間もなく閂を外すと、重い扉を押し開こうと試みる。ひゅうっと鋭く風を切る音が、自分の頭のすぐ横で響いた。木の門扉にも、どっ、どっと矢が撃ち込まれている。死を間近に感じながらも扉は外へと開かれて、――そこに聞こえるだろうか。馬の蹄が地を蹴る音が。)
  • 来たか……!!!!!!と思いながらもやはり衝撃でした。これまでの流れで萌え転がされPCの中に希望を抱かされつつも、これこの戦争が終わったら結婚しようとかいうたぐいの死亡フラグじゃないよな……?と心配していた部分がPLにあって、その予感が的中してしまったような気持ちがして……このレスがついたときまだ起きていて、深夜に拝見したのもあって勢い余ってここでアルビウスさんを庇って死のうかとも思ったのですが一晩寝かせてよかったです(ほんとうに)

NO.81

(猛進する大きな黒い影に気づいたひとり目は剣に手をかけたまま腕を切り落とされ、ふたり目は、数度の剣戟ののちに首に曲刀を突き立てられる。重傷と絶命。突如繰り広げられる惨劇を目の当たりにした三人目は、しかし、混乱から一歩先を出る。黒衣の男――アルビウスを襲撃者と認識して、剣を抜く。怒号のような叫びは言葉ともならなかった。一方で、アルビウスはこの死線に眩んでいる。剣先が鈍ることはなく、かえって冴えるようだったが、怖気とも快楽ともつかぬ感覚が、細かい痺れのように背の筋を走っていた。血に歓ぶわけではなく、枷を外された四肢が存分に動いていることが心地良い。)
  • 動きのある描写好きには嬉しい戦闘シーンでした!アルビウスさん強い!

NO.84

(矢雨の中、押し開いた扉の向こうから、――ひとつの火も見当たらない、荒野の闇から、風が吹く。荒涼とした夜の風が。自由の風が。その瞬間、時を止められたように息を呑んで、けれどすぐに背後から、地を伝わって体に響く音がある。軽快で、しかし力強い、馬の蹄の。アルビウスは笑った。音なく、牙を剥いて笑う。これで、後がどうなろうとも、自分は勝者に違いない。感覚がおそろしく研ぎ澄まされているのが自分でもわかった。これに近しい高揚を感じたことはこれまでもあったが、この晩こそ自分の才が花開いているのだと、男は解する。地を強く踏んで、振り向きざまに瞬速の矢を叩き落とす。そして足を止めずに――彼のためと、心に言って。けれども、最盛の己の力量を試そうという思いもあって。だが振りかぶった宝剣はそれ以上誰をも斬ることはなく、白い男も死ぬことはない。 ――駿馬の強い脚に、軽々と兵士が蹴散らされる。そして馬上で閃く刃。踊るような、青い髪。)ダルヤ……、(あの時、剣を手に取らなかった彼が、今。アルビウスは半ば見惚れるようにその様子を瞳に映したが、それも実際にはごく短い時間のこと。強く名を呼ぶ彼に駆け寄り、その馬の手綱に触れながら、)お前、 っよ、くやったな……!(感心するように息を吐きながら、彼が用意した馬の背に自分も乗ろう。鏃を食い締めた肩はずくりと痛み出したが、もう今はさして関係なかった。振り返れば遠くに松明の数が増えて見え、)急ぐぞ!(赤い火が近くなる前に。走らせた馬は、門を潜って夜の砂漠へと。)
  • このシーンは是非映像化していただきたいです……。牙を剥いて笑うアルビウスさんかっこいい……。

NO.84

ダルヤ……、(あの時、剣を手に取らなかった彼が、今。アルビウスは半ば見惚れるようにその様子を瞳に映したが、それも実際にはごく短い時間のこと。強く名を呼ぶ彼に駆け寄り、その馬の手綱に触れながら、)お前、 っよ、くやったな……!(感心するように息を吐きながら、彼が用意した馬の背に自分も乗ろう。鏃を食い締めた肩はずくりと痛み出したが、もう今はさして関係なかった。振り返れば遠くに松明の数が増えて見え、)急ぐぞ!(赤い火が近くなる前に。走らせた馬は、門を潜って夜の砂漠へと。)
  • 本編期間を経るごとに距離の縮まってゆくおふたりの空気感が大好きでした。ふたりに幸あれ!

NO.89

(良い馬だった。男二人を乗せて、荒れた砂地で、それでも促されるままに脚を動かした。襲歩のはやさは背に乗る者にもいっそう風を強く感じさせて、まるで、大きなものに体を拭われているようだった。死の影が。夜の宮殿の、甘い香りが。あの国でつくられた、因業が。すべて、軽い砂粒のように払われていった。アルビウスは、ダルヤの背を後ろから抱く形で乗りながら、おわりにまた一度ばかり後ろを振り返った。王子殺しの大罪人を追う兵はいない。まだ罪も明らかにされてはいないだろう。一度外への門が開けてしまえば、後は先ほどの数ばかりの兵では混乱を止めることもできないようだった。もう、自分たちは砂漠に紛れてしまっている。――何かを祈りたかった。女神がこの夜を憂いて嘆かないようにと。その愛が、変わらずこの国の人々にあるようにと。けれどもそれは何の意味も持たなかった。この男もまた、予言の禍のひとかけらであったことはたしかなのだから。そうして前を向き、手綱を引いていくらか馬の足を落とす。なだらかな丘を上がったところだった。)……ああ。(呟きにこたえる。青い髪に鼻先を寄せながらも、そっと広がる世界を見る。月の砂漠。夜の中でもわかるほどに色のない、ひとの生きてはゆけない世界。それが今、これほどに、自由に満ちている。何の枷も誰の庇護もなく、自由に生きて、好きに野垂れ死ぬことのできる世界が広がっていた。)
  • アルビウスさんの外の世界の描写を見て、ああ、ほんとうに終わった、やりきった……と感じました。ザローズというサイトで、サダルメリクという国の中で紡ぐアルビウスさんとの物語は終わりなんだと……。そして正直このレスを拝見するまでアルビウスさんがまだ死ぬ可能性を残してるんじゃないかとどきどきしてもいました。

NO.89

……ここから、どこに行ってもいい。ダルヤ、お前が好きにできるところだ。(ふ、と息を吐くようにして笑う。先の、門での攻防を思い返したのだった。ぞくりと背を走るような昂ぶりは収まろうとして、けれども身の中に残ってもいる。たぶん、きっとあれは、死んでいたろう。あの時彼がこなかったなら。)……お前なしで、おれも死ぬまい。生かしたよ。お前が。(あれはおどろいた、とまた小さな笑いを添えて。手綱を握る腕は、そのまま彼を抱いている。このうつくしい体の中に、女のような嫋やかさもあれば、男の強さもあった。海の色の、あるいは青すみれの髪先が顔をくすぐるたびに、心はまた奮って。自分のすべての支配者にゆだねて侍りたいような、彼の唯一の王として振舞いたいような――、とどめようもないよろこびだけがそわりと体を這う。深い吐息はわずかな熱を持っていた。)まずは……、見に行くか、海でも。(尋ねるに似た言葉を落として、夜空を見上げる。大きな月があって、星があった。どこにあっても変わらぬポラリスを導き手として、馬は砂の荒野を進んでゆく。)
  • こんな穏やかな姿でこんな……もう……。
  • (一部抜粋)是非、二人で見に行って下さい、海。

NO.93

そうだ、あれだけ動けば腹も減る。戦いの後の兵ほど、よく食って、よく眠って――……、なあ?(含みがある声はかすかな笑いとともに。少しばかり抱くのを強めた腕の中、そこで生まれた笑い声に、男の胸は波打って。この熱い波紋はきっと、幸福と呼んでいいものだった。月の光が荒れ野に薄く影をつくっている。一頭と、それからふたつの。そしてそれは、貧しさゆえに飢えた子どもでも、故郷を焼かれた子どものものでもない。月の砂漠を渡る影は、自由な二人の男のもの。) ……あの日、お前が見つけたのが、おれでよかった。  (――砂漠をいろどる物語の一篇はこうして幕を閉じ、それからは千と一つの語り部の姫すら知らぬこと。二人がなにを見て、どう生きたか。どんな困難とであい、その先のよろこびを得たか。ここから、新たな生が。新しい明日が、はじまってゆく。)
  • 2ndイベントでの、「どうしておれに……」という熱に浮かされながらの科白を思い出して、ひとりで感動していました。アルビウスさんにすこしでもそう思っていただけるなら、それだけで生きてきた価値があります……本当にありがとうございました。
  • (一部抜粋)モラビウスうううううううう!!

Attend

NO.635

ほうら当たった。おれと同じだ!
  • 罪深いかわいさ。
  • 無邪気に喜ぶアルビウスさん、可愛い。
  • モラードさんじゃないですがこれは可愛い。

about PC

about Albius

自分のPCのことなので、たくさん考えたのは本当なんですが、いざこうして書こうとするとどんなものだったかなー…とぼんやり宙を見てしまったりもしつつ…(笑)少しだけスペースをお借りして、書かせていただこうと思います。
アルビウスの二つの故郷は、なんとなく雰囲気(本当に表面の薄皮一枚だけ…)はそれぞれヴァイキングがいたころの北欧(スカンジナビア…?)と、帝政ローマのような感じでイメージしていました。元の名前も設定していて、シグルザール・エイドゥルソン(エイダールの息子シグルザール)と言います。祖父母、父母と姉がいて、末子の長男として生まれました。里を滅ぼされて捕まった後はそれなりに反抗も見せたと思いますが、生きる道が残されていないと悟るのにはあまり時間もかからなかったのではないでしょうか。奴隷の剣闘士としてそれなりに人気が出た後に兵士となって、十人隊くらいの長をやって……いたのかな……?そうしたら、"白い男"というあだ名だけではなくて、その国の名前をきちんと与えられていたのかもしれませんね。ガイウスとかマルクスとかそういった雰囲気の。また生まれた時につけられた名ではありませんが、人生の長い割合を"アルビウス"と呼ばれて、そこに苦い記憶も良い思い出もできて、だからそれもまたたしかに根っからの自分の名前だと認識していると思います。
そして幼くして故郷を失くし、長く隷属を定めとしてきた人生というのは、ザローズ以外ではなかなかできなかったのではないかな…と思いながら、でもこの世界では探せばそれなりに聞くような話という感じで、あまり悲劇に寄りすぎないようにと本編中は考えていたようです…。はじめはもっと豪放というか、真っ直ぐで気持ちのよい性格のPCで考えていたところも、ありました。が、奴隷というワードをもとにしてこねているうちに今の形に…。ただ本編は二つ目の故国を失った後ということもあったので、今後はもう少し明るい部分も出して行けるんだと思います。


image CV

斉藤次郎さん

PL message

空木さまより

ダルヤさんこそ我が心の海――。 DesertRose、完全終幕おめでとうございます!本編中は大変お世話になりました、アルビウスのPLです。
さて、書きたいこと書かねばいけないことの多い活動をさせていただいたなあと噛みしめながら、まずは……その……本当に遊びつくさせていただきました……。もともとそれほどレスの早い人間ではないのですけれども、モラードさんのPLさまのご活動の早さと、あと幸いタイミングが合ったのかなーとも思いますが、いつしか「あっ家に帰るころにはレスついてるだろうな」と自然に考えるようになっていました。そしてそう思いながら過ごす日々はオンオフ問わずモチベーションも上がって、心から充実した日々でした。そういつも心にザローズを…。 決して早くお返ししなければ!と焦ったりすることはなかったのですけれど、それにしても読み返すと自分のロールに粗や薄さどころか穴ばかりが見えてきてしまって、いつもあの内容の濃さのレスをいただけていたことが奇跡のようにありがたいことだったのだと深く感じております。足りないところをいつも汲み取ってくださって、お話がつくりやすいように導いてくださって、そしておそろしいほど楽しませていただいた分を、そのちょっとでもお返しできていたらいいなあと思いつつ。お付き合い、本当にありがとうございました!
もう実際に文章をつくってレスしたり、さらにそれに対するレスをいただいたりすることもないのかあ…と思うと、やっぱりさびしい気持ちもあり、でも遊びきったー!という気持ちもあって、すこし不思議な気分でおります。今はこれから先のことを想像したりもしていますが、これは本当にダルヤさんにたくさんの幸せがあることを願うばかりです…。アルビウスの生まれ故郷にもきっといつか訪れて、…そこに腰を落ちつけるんでしょうか?アルビウスが砂漠の国で大変ダメになっていたように、ダルヤさんも寒さに慣れずに体を壊したりしないかちょっと心配なところもありつつ、どこに行ったとしても末永くご一緒していただければそれが何よりの幸福です。 もっともっと言葉をうまくつかってお伝えできたらなあと涙を流しながらも、本当にダルヤさん(モラードさん)がすきですきで…。PCも同じくダルヤさんすきですきでのくせにおわりまで素直にもなれず……(とここまで書いてちょっとログを振り返ってみました)なってますね。これはすきですきでですよね。
今回、モラードさんと出会えて、アルビウスというPCで参加させていただけて心底よかったなあと思いつつも、違う立場違うPCでもザローズのお話を楽しんでみたかったー!と今になって欲望がだだもれています。王子さまや水路の管理者、物売りも種類があっていいなあ(香水瓶とかランプとかきれいですよね…あるいは天秤棒担いでの小さな商売でカマルさんやサリムさんのところにお世話になったりもしたかった…!)と思いますし、サダルメリクでの解放奴隷なんかもできそうでしょうか…?ザローズ、本当にあれやこれやと考えるのが楽しいサイトさまでした。昔のアラブ?イスラム圏?というのはちょっと妖しい雰囲気もあって、魔法ありランプ指輪の精霊ありなんてサダルメリクだったらどうだったかなーというのも考えたりしました。モラードさんとアーネさんがすごく闇っぽい魔術師でジーノさんの右目には封印されし何かが宿っているはず…!
みなさまのおかげで最後まで楽しく遊ばせていただいたザローズですが、唯一心残りを絞り出すとすれば、夢の中でもっともっと他のみなさんに絡んで行ければよかったー!ということでしょうか。みなさん本当に好きです…。アルビウスけっこう年下の子が好きなので、アリくんリオくんヘルムくんは失礼ながら親戚の子のようにかわいいかわいいと思いつつでもナーセルくんのことは同じ大人寄りに感じていた覚えがあります。ジーノさんの細かく気を配ってくださるところはとてもまねできないしアーネさんはひょいっと簡単に懐に入る猫のような印象があって。カマルさんは物知りで思慮深くででも親しみやすいってすごいと思っていて、夢の中だからこそサリムさんのちょーっと振り回されがちな、でも付き合いのいいところも見れたのかなあと。ラディムさんの一本気な部分を好ましく感じないわけもなく、そしてナディンさんとミハルくんも!
あっそれから最後だからと書き残してしまいますが、あのプロローグに出ていた、褐色さんたちがアクラブさんにおすすめされていた奴隷の女の子は無事にあの夜を生き延びましたでしょうか…。ひどい目にあったりしてませんでしょうか…。心やさしいご主人さま(白磁の肌)に出会って実はとっくのとうに海を渡って今ごろきれいなおべべを着てピアノ(クラヴィコード?)の練習でもしてたらなによりです…。
とりとめなく、心に浮かんだものをつらつら書かせていただきましたが、後で見返してあああのことも書けばよかったもっとうまいこと言えなかったのか…となりそうな気が今からしています。ともかくもっともお伝えしたいのはダルヤさん愛してるー!みんな好きありがとうー!心から楽しかったんですザローズは永遠にー!ということなんです…。 塩山さま、砂川さま、PLのみなさまがた、今日まで本当にありがとうございました!みなさまとザローズのお話をご一緒できたこと、とても幸せな思い出になりました。いつかまたどこかでお会いできたらと思いつつ、そしてみなさまのキャラレス生活がこれからまたいっそう充実されますようにと祈って、結びとさせていただきます。アルビウスPLでした。