Fan Call
小狡くもどこか憎めず、人間味と魅力溢れるキャラクターに惹かれない訳が無いのですが、何よりも。プロフィールからプロローグから本編、夢の中でも隅から隅までどの発言を抜き出してもこれはまさしくサリムさん!という一貫した姿勢が本当に凄かったです。
サリムさんすっっっごく可愛らしかったです!!虚勢っぱりで、欲望に忠実で、自分本位で傲慢で臆病で根性が無くて……格好悪くてちょっぴり情けなくて…こうして並べていくとものすごい貶してるみたいなんですがとっても好きで好きで。人間らしい弱さをふんだんに持っているステキな人でした。
ああー…サリムさんかわいかった……。サリムさんってものすごく真面目で誠実な方なんではないでしょうか…。弱音を吐いたり、後悔を口にされることも多かったと思うのですけど、でも裏を返せば嘘がなく正直な方なのではと。夢の中でもたびたびいじられ役になっていて、随一の愛され度だったのではないかなあとも思っています。
三十路も真ん中の男性に言う言葉ではないのですが、可愛かったです。ちょっと世間知らずなところがたまらない!かいぐりかいぐりしながらからかってみたいです。
サリムさんで遊んですみませんでした。サリムさん弄り楽し過ぎました。何処までも小者臭(褒めてます)が濃厚なサリムさんのファンの一人でした。サリムさんがキンピカのアイテムを自慢する時はきっと背後でスネオのBGMが流れていることでしょう。
Best Scene
NO.59
(彼の姿が消えた後、思い通りにならぬことや全く満たされぬ自尊心やらあらゆる苛立ちで悪態が漏れ、)くそっ!(床に投げつけた短剣が大した音も立てずに転がった。この鬱憤を晴らす行為を思い立ったところで、その飼っていた別の奴隷の姿が此の家には無いことが思い出されて余計に腹立たしさが増す。)- サリムさんのこのダメっぷりと言いますか下衆い感じがとても好きだと気付きました。
NO.21
…水だ、飲め。それとも私が手ずから飲ませてやろうか?(彼の視界に入れるよう小ぶりの水差しを見せながら、煽る声と口許が問う。この声さえ届かぬ際にはまた手段も考えねばならぬが、砂糖と塩を其々少量混ぜた水が入った其れを彼が如何様に扱うかの反応を待とう。払われる等の反抗にだけは備えながらではあるけれど―)- 失礼だと思いますがこのサリムさんの行動に「!?」ってなりました。まともに看病するとは思わなくてですね…苦しむ様をせせら笑うとばかり…。
NO.50
貴様に指図する権利はない。言われなくとも貴様の弱った姿など直に見飽きるだろうが、まあ中々に無様で愉快な光景だからな。もう少し此処に居てやろう。だが、あまり喧しければその前に窒息させるがな(水差しを傍らに置けば立ち上がりながら、全く彼の言葉に応じる気は無いと望まれぬ返答を言い訳のように並べよう。慣れた手付きで彼女が残した水に浸した布を絞れば、濡れた布で窒息の意味は伝わるだろうか。とはいえ今はそれを額に乗せてみよう。先程同様に反応次第では別の手段を講じる必要性もあるかもしれないが、此処に居座る代わりに看病する気ではあるのだ)- 「!?」第二弾でしたはい。え、ちょサリムさんまじっすか状態です。色々と吃驚して大変悶えておりました。
NO.56
貴様の意見など聞いていないっ!…っああ、気にいらんな!それがその男以外の話でも、だ。貴様はもう私以外の人間の話をするな!- 思えばここからサリムさんの執心?が出てきていたのかなあと。背後は見事にライフがゼロになりましたよ。三十路過ぎとは思えない言葉にごろんごろんします。
NO.56
(時折、白い肌に浮かぶ新しい青痣を映し表情に強張りを得る。後悔などの有って当然の感情にではない、屈強なモノに傷を負わせる仄暗い優越に、全美の品に傷を付けた言い知れぬ恐怖と背徳に。それも嘲笑や舌打ちで以て切捨てたのなら、風を通すべく窓を開けるだとか熱を得た布を変えるなどの行動も見せるに違いない。弟の元へ遣わせた彼女が薬草等を手に帰宅するまで飽く様子もなく其処に居座り続け、)- ロール部分の抜出しですが、どこもかしこも驚きやら悶えるやらで色々と詰まった場面だと思っています。2ndのサリムさんは色んな意味で反則でした。
NO.17
ラクシュミ様が私奴にも恵みを与えてくれるのならば、このサリム幾らでも貴女様を崇め讃えましょうぞ!(天に両手を広げ芝居がかった仰々しい物言いに真摯さは微塵も籠ってはおらぬことは明白で、否定の言葉は無いが敬虔な信徒の姿も其処には決して窺えぬだろう。- ごめんなさい、見た瞬間お腹抱えて爆笑しました。
- このセリフと仕草がサリムさんらしくって可愛くてかわいくてかわいくて……かわいいです……。
NO.17
(礼拝を終え、再び噴水の辺りにて足を止めると暫く独り渋い顔で思案に耽り、小さく舌を鳴らせば彼の前へ立ち)…寄りたい所があればそいつらに言え。逃げようとすれば直ぐにこの時間は終わるからな- なんだかんだで極悪非道ではないんですよね。
NO.37
貴様が自由の身で私と二人でいることなど、夢でもあり得んな- ラスイベ終わった後に見るとにやにやしてしまいます!この時点では思えなかったですもんね。私も漏れずにそうでした。
NO.37
……貴様が、私に?それは、(呆けたように言葉をなぞれば意図を掴めない話の割に心中がざわめくようで、どういう意図かと開き掛けた矢先――嘘、との否定に目的を無くした口はぽかりと開き。暫しそんな間の抜けた顔を晒し続けた後に、唇を震わせ顔を真赤に染め上げ、)―――っだろうな、ああそうだろうな!外に長く居たければ大人しくしておけっ!(怒鳴るように響いた声で言い放てど、元々威厳など無い其の怒りの表し方はそれでも齢の割に随分と稚拙で、前に向き直れば鼻息荒く肩を怒らせ先をずんずん歩んで行く。- 一連の流れのサリムさんがかわいくてかわいくて。
NO.43
自分を奴隷として扱う国をいい国だと言う神経が私には理解出来そうにないが- 時々、サリムさんの言葉に深く共感してしまうとかなんとか。
NO.59
(――街に消えた男が家に戻る頃には空は明るく、シーシャの甘い残り香を纏い酒気を帯びて赤らむ顔で帰宅する様は常と大差無い。無論、彼が望んだ物がそう易々と此の男の手の内に有る筈も無く。市中を駆け巡った跡とて見ることもなく、祭の余韻ばかりを残して。)- 酒も煙草も好きなサリムさんぐう。
- サリムさんがラディムさんの気を引きたくて必死なのが本当に可愛くて大変でした。
NO.8
いま、私の手元には…この奴隷しか居らず。代わりも、なく……どっ、どうか!どうか、この奴隷だけは…他のものならば、幾らでも、何でも、用意致しますので…この奴隷は、陛下であっても、(目前の恐怖よりも傍らの喪失を恐れて、威厳も何も無い醜態を晒してでも乞おう。額を地に擦り付けると汗が米神を伝う感覚すらなく、ただ必死に)ゆずれ、ま…せん(上擦り震えた声で、それでも確と出来ぬ拒絶を試みる)- サリムさんはどうやって断るのかと気になっていましたが、これにはほんとにやられました。
- このイベントでは褐色さんのそれぞれの葛藤や譲れないものに対しての描写を楽しませていただいたのですが、やっぱりサリムさん…。普段のお姿を思えばこそ、このたどたどしくも伝えた拒絶が本当に重たいもののように感じられました。
- 権力に弱いサリムさんがどんな反応をするのか気になっていたのですが、この必死さが…本当に可愛くって……もう…。
NO.29
ああ…ああそうだ!あの男に渡してやるのが気にくわなかっただけだ!そうだ、そうにきまってるだろう。貴、様に(怒声から不安定な笑い声で、彼の背後に聳える其れを捉えたのならば新たな理由を、あの空間では決して口に出来ぬ言葉を声高に言い放とう。揺れる双眸が彼の黒を直視してしまえば途端に足は半歩退き、其の面も怯みと困惑が色濃く浮かんで視線は下方へ落ちて、)貴様に、執着など…私はしていない…何故かなどどうして答えねばならんのだ…(頭を抱え小さく漏らした声に威勢など微塵も無ければ、往生際が悪くも自らと向き合うこともせず、彼の疑問を解決する答えなど何も返さず先程と何も変わらない、)- 今まで虚勢をはっていた姿が殆どでしたので此処からどんどん崩れていく様子に不謹慎ながらときめいてしまいます。
NO.38
お、おまえは…どうすれば満足するのだ…- いやあてっきり下ろしてくれとかその類のことが来ると思っていたので、完全に不意打ちでしたよ…。
NO.44
(現状を脱する為だけである筈の言葉を紡いだ後、地に触れる感覚を得たのは上手く着地の出来なかった足と臀部。尻餅をついた姿勢で咽ながら、薄ら開いた視界に未だ此方を睨み付ける彼の姿を捉えると、逃げるように足が地面を掻いて後退り幾らかの距離を得る。)- この情けない感じですよ。想像しては悶えましたよ。ひ弱なおっさんぐうです。
NO.44
…だめだ。それはだめだ無理だ…お前を解放するなど出来ない…私は手放さん!手放してなどやらん、誰に言われようと…絶対にお前を手放さん!(ゆっくりと左右に振れた頭が鋭く強く痛い程に輝く黒を臆するように捉えては、最初は小さく否定を紡ぎ。次第に強まる語調は喪失の恐れを蘇らせ、彼に対する執心を露にする。場で変わる行動と言動に反して、ただこれだけは、この執心のみが意志に近くて、きっと最も遠い。欲しいものなど、ひとつだけ。)- 初めてはっきりと執着を見せた場面だったなあと。印象深くていい意味で鳥肌が立ちました。
- サリムさんの執着っぷりは見ていてとても気持ちが良かったです。
NO.50
…可笑しいのか、私は(怒りよりも乾いた笑いが出て、蹲るように項垂れた。冷静さを得る気にさえなれず、反論する気も起きやしない。絶対の力に抗ってまでも、如何に醜態を晒しても、何も結論が変わらない頭はきっと初めから不良品なのだろう。生まれた時から此の身と頭と心の歯車が噛み合っていないのだから。)- サリムさんのコンプレックスも合わせると涙腺にきました…まさかここで泣かされるとは。
NO.50
(他の何が欲しかった訳でもない、ただ、)私は、ただ…ずっとお前が欲しいだけなのだ。だから、お前を手放してなどやらぬ- 鳥肌第二弾。
- サリムさんの本音、ペアでもないのにうっかりときめいたとか。
NO.11
(七日間は朝も夜も無い酒浸りの日々――数日は付き合いの長い知人の家、そこを追い出されれば営む店や行き付けの酒場に場所を変えて行き彼の不調を耳にする頃には私室で。体調不良への対応は彼女に全てを委ね、直接の対面を避ける割に毎日彼の様子を報告させては日に一度は扉の外から彼が居る事を確かめて、他人に語る愚痴や文句も彼に関する話ばかり。常に酒か水パイプのどちらか手にした状態でも逃避の果ては見当たらず、最悪の報告を聞いた時にも水の代わりに酒を入れたシーシャを手に。慌てて立ち上がって蹌踉けた際に頭を打ち強制的に現実へと引き戻されたが、無人の部屋は夢ではない。散々物に、人に、一頻り当たり散らした後で人手を掻き集めてでも至急見つけ出すよう命じると、後はひとり頭の隅で予期し続けていた光景を前にしてへたり込み項垂れた。諦めろと囁く声に抗う気概も無く、醒めきらぬ世界が滲んで歪んで――暗転。)- サリムさんの駄目っぷりが分かる日常にひたすら萌えます。そしてよろけて頭打つあたりが愛しくてですね(笑)この後の走って息切れするとこも机叩いて悶えてました。
NO.24
(右の口端が持ち上がり、焼鏝を持ち上げては押す場所を定める。喉の渇きを思い出したように唾を呑み込んでは、彼の右腹部へ定めて熱された其れが動く。微かに自らの手に震えがあることを決して認識せぬように直前で瞑った目。彼の抵抗等が無ければ一度動かしたそれは、肌を焼く音が響くまで狙った場所へと動かされるのだろうが――)- 一瞬、かなりドキッとしましたけど、やはりサリムさんはサリムさんでしたね。あ、褒めてますよ。
NO.33
付けても付けなくても貴様は変わら――っいいたい痛い痛い!手を放せっ、放してくれ…!私の腕が…て、手首の骨が砕けてしまう(小さく発し掛けた言葉は、手首に感じる力に対する痛みで懇願へと変わる。極端な痛がり方は大袈裟な程なれど痛みにも拘束にも慣れていない男には大袈裟との認識は無い。- 砕けないよ!と思わずツッコみました。
NO.33
それはもう使わん。だから、たのむ。おねがいだ、…もどってきてくれ- 下から見上げながら言うんですよ。前後の遣り取りとか息子の性格とか全部ぽいっとして一生傍にいると叫びながら抱きしめたい衝動にかられましたよ。いやまあ、サリムさん的には放して欲しい一心だったと思うんですけどね。
- KAWAII−−−−!!!!(爆発)
NO.38
…貴様の所為で手首を痛めたかもしれん- こういうこと言っちゃうサリムさんがとても可愛いと思います。
- 痛い痛い放せっと訴えるシーンもすごく好きなんですが、このサリムさん…。離れた途端にちょっとうらみがましく?言うところが本当に人間くさいというかサリムさんらしいというか かわいい……。
NO.38
(先程とは全く異なる意味で青褪めた顔が小さく気分の悪さを訴えたかと思えば嘔吐き、這うように小屋の外に移動すれば連日の酒の過剰摂取の影響を散らしてしまうのか。彼の容態を案じるよりも自業自得の不快感に襲われていれば、発見の報せを聞いた者が現れ彼に肩を借りながら連れ帰るのだろう。帰路の最中幾度も男の所為で足を止める羽目になり、何処までも情けない儘にあの部屋へと彼を連れ戻す。)- サリムさん(笑)介抱したい。
NO.27
繋ぎ止めようにも何が出来るというんだ…、…私は貴様と違って死にたくなどない…!- サリムさんの自分に正直なところ本当にだいすきです。あっもちろんここの葛藤も…!
NO.30
……貴いのだ。私にとって、お前は。…尊い、ものだ。女神などよりずっと。…だから傷付けたくもなり、汚したくないとも思う。手に入らずとも、私は、お前が私の所に在るのならばそれで良いと…私は…!- サリムさんにはいつも不意をつかれます。鳥肌やらが半端ないです。
- サリムさんすごくがんばったあああ……!(涙)
- すみませんシリアスな場面なのにひとりで面白くなっていました。
NO.38
馬鹿だ。そう思うが……どうであろうと、どんなものであれ、貴様の中に私がいることは、それは、私にとっては、(それでも胸中に生じるものを告げるべく途切れ途切れに少しずつ。前頭部の生え際を掴み俯いて、幾らかの間の後に「厭うものではない」と掠れた声で紡ぐ。明日に控える絶対的なそれ故か、疲弊し消耗しきった頭故か、彼の言葉の影響かなど言葉にした理由を把握する気は無くとも、未だ高圧的な物言いなれど喜色に近いものを懐いたのは確かであると伝えて――。- くっそ私を殺す気かとごろんごろんしてました。嬉し過ぎてテンションがおかしな方向にいきますよ!
NO.38
(以前彼に尋ねた物は与える事が今も出来ぬ儘で、彼が己に望むことなどあるかはわからぬとしても、彼との己の最後となるのなら―)私に、どうしてほしい- 何をしたいかを聞かれても何をしてほしいかを聞かれることは無かったのでなんかもう驚きと嬉しさで一瞬本気でフリーズしました(笑)サリムさんが好き過ぎて自分でも引きそうです。
NO.46
…しっている。そんなことは、わかってる。だから、お前を繋ぎ止めることもできず、明日お前はいなくなる。私を置いてそいつの元へ行くのだろう。…そうして私はそのままどんどんだめになって行くのだ。そうとわかっていても……それでも、私は、……殺されたくない。死にたくはない。死んでしまっては、すべて失う。なにも、のこらない(床に蹲りながら時折嗚咽めいた音が合間に混ざりながら、漏らした言葉の終わりは彼と同じ言葉。死して尚残るものが自らに有るとの認識は無く、珍しくそれはきっと真実に近い。- サリムさんのだめになっていくの言葉がが好きで好きで。子供みたいに泣くのもすみませんが震えてました(萌え的な意味で)
NO.46
……ああ、わかった。そんなことならば私には容易い(彼から此処に居ることを許されるならば喜んで此処に留まろう。どうせ今夜は眠れやしない。服に忍ばせていた枷や部屋の錠を外す為の物の存在が頭を過れど、結局はそれを出すことも解くこともせず。月明かりに照らされる部屋を記憶に刻むように彼を眺めていれば、次第に落ち着きも幾らか得てもそのままで。時折終焉を望む死の気配さえ彼の彩に感じ始める頭を時折振り、彼に触れることもなく、彼が眠っても朝陽が差し込むまではこのまま―)- いつになく素直と言いますか偉そうな感じがなくて、最期かと思ってたのでなんか泣きそうになりました。
- 何かしたいけど何も出来ない、そんな葛藤を感じさせるこの描写が好きです。
NO.23
私を守りたいというのなら、さっさと出て行け(彼の願いを利用して、低く告げたそれは信じられないほどに冷たく落ち着いていて―)- 心臓が本気で痛くなりました…。
NO.31
こんな…こんなもので死ななくとも、もっと…他に方法はある。そんなものを使わずとも、毒でも飲めば、もっと簡単に…(結局はそれで死を選ぶことは出来ないと認めはするが、ゆらりと体を起こしては随分と昔に家からくすねたまま使い道の無かった毒物の在り処を捜すべく、部屋の外に視線を向けよう。現状では、どうしたって死以外を選びようがないのだから)- 幽鬼的なサリムさんが存外好きということに気付きました。
NO.41
…わかった。だが馬よりも……その辺りは密輸などその手のことを主としている男がいるから、移動のあれはそいつに聞いた方が良い。金には忠実な男だ。ああ、字は読めるな?……家の中の物で使えそうなものがあれば勝手に持って行け- ツッコミどころが多くてどこからすればいいのか。字が読めるかどうかの確認はツボに入りました(笑)
NO.48
…うるさい。そう何度も同じような目に遭って堪るかっ!そもそも貴様以上に…っ………厄介で面倒なものなど無かろう(素直に彼の忠告を受け入れる筈もなく、気迫という程のものはなけれど睨み付けながら苛立たしげに返す。その勢いの儘に発し掛けた言葉に顔を歪めそれを呑み込めば、不自然な間の後に口端を上げた嫌味たらしい笑みを浮かべて悪態を吐こう。- もはや愛しいレベルの悪態。
NO.48
…石の代わりだ。単なる香料だが売れば端金にはなるかもしれん- 割と本気で感動しました。サリムさんはなんでこう喜ぶツボを刺激してくるのか。
NO.56
行――……くな(頭に強く意識した言葉と反したそれが小さく音を出し、そのことに絶望を描いた顔はそれを否定するように首を振れど、抑えていた其れが一度表に出れば乱れを来す)違う、さっさと行け!わたしを置いて行くな。ちがうちがうちがう…行け、出てけ!(相反した言葉が混ざるそれに加え、彼の腕を掴まんと伸ばした手は縋る為か追い出す為かもう自らでは判別が付きやしない。強く発することが出来た言葉にのみ彼が反応してくれることを、折角果たせ掛けたことが自らの手で打ち壊すことがないようにと、揺らぐ濃茶に映る影がこの手を振り払って外へ出て行けと願いながら、手放すことを拒みながら、彼を見詰めて―)- 行けるわけがない!行くなの文字見た瞬間色々吹き飛びましたよ!半端なくときめいて胸が痛くなりましたよ!
- サリムさん!!!男見せろ!!!!と声を出して応援していました。サリムさん頑張ったねえ…。
NO.70
い、行くな!だめだ、お願いだ…頼む…行かないでくれ(困惑と混乱で揺らぐ中で口を衝いたのは正しくはない引き留めの言葉。足こそ其の場に踏み止まっていても泣き出す一歩手前という程に顔は情けなく歪み、駄々を捏ねる幼子の如くどうにか引き留めようと声を上げる。結局、土壇場で上回るのは彼を手放すことへの恐れ。- いっそのこと泣きじゃくったところが見たいと思った私は駄目な人ですかそうですか。これで置いていけとかただの拷問だと思うんですね。というか無理だと思います。
NO.77
悔いて、羨んで、妬んで、恨んで、嘲って。そうして三十余年生きているのだから、後悔しないなどとその場凌ぎであっても言えはしない。彼の言う通りの未来の自分を描けずとも、彼に関してで言うのならば、後悔など今更の話。- 弟さんとのことで三十年以上も悩んで生きてたんですもんね…。
NO.77
もう良い……私を、殴れ。今のうちに殴って意識を失わせろ。それか手足と口を縛るか…そうでもしなければ、もう自分でも何をし始めるかわからん(似合わぬ力の籠らぬ落ち着いた声音で他人事のように発しては、無抵抗を表すべく軽く両手を広げて、全て彼に委ねよう――)- まさかサリムさんからこんな言葉を聞く事とは思ってなくて、勿論殴るなんて無理でした。
NO.87
(胸倉を掴まれたとて怯まぬよう全身に神経を注いで、振り上げられた拳には目を固く瞑り、震えぬよう拳を固く握り歯を食いしばる。そうして、逃れられない衝撃に備えて――備えて、待っていたのに。待てども変わらぬ状況に力が緩んだ隙に恐々と片目を薄ら開けたのなら、再び加わった力で引き寄せられ。加えて目前に捉えてしまった黒い瞳が放つ眼光に。それらに驚き瞠った目許は目を丸くしたまま彼の言葉を耳にしては、来いとの言葉にただ頷いて――)い…いやいや……ま、待て!お前が後悔する羽目になるぞ。お前が言ったように足手纏いになるし、そう簡単には私は変わらん。………それでも、いいのか(反射的に頷いてしまった直後、少しの間を置いて慌てて首を振ったのならば、転じた状況に動じて泳ぐ目と行き場を捜して彷徨う手と共に動揺を露に狼狽えるような声が出た。)- 暴力に備える様子に不覚にも悶えてしまったのですが、そのあとの頷くのがですね!三十路過ぎのおっさんが目を丸くして頷くんですよ。可愛いに決まってるじゃないですか。そのあとの動揺も確認も大好きです。ありがとうございます。
NO.94
…っ私はちゃんと確認したぞ。この先私を見捨ることも、勝手に置いて行く事も、絶対に許さんからな…!文句も聞かん。それから、呼び捨てではなくちゃんと様を付けろ!- あ、私サリムさん好きなんだと改めて思いました。絶対見捨てませんし置いていきません!
- 最後の最後まで、サリムさんはサリムさんでしたね。そんな所に実は癒されてます。
- サリムさん最後までサリムさん。笑 言い回しは『らしさ』を残しつつ、でもすごく距離が近くなったセリフだなあと思います。
- サリムさんは本当にーーーーーーかわいいーーーーーー
NO.94
行くぞ(そんな端的な言葉で以て、漸くこの家から出るのだろう。躊躇は敷地を離れるその第一歩を踏み出す瞬間にこそあれど、傍らの存在を失うこと以上の悲劇を思えば今は踏み出せる。未だ彼が己と共にすることを選んでくれた事実を信じ切れずとも、単純な頭は彼の言葉に喜び浮かれているのだからこの先に待つであろう困難さえも頭に描くこともないまま――きっと、この男に限ればこの家やこの国での暮らしを名残惜しさを懐くことも、愚かさや卑しさが表に出ることも、現状に不満や文句を言うこともあるだろうけれど。それでも、彼に懐いたこの執心のみは生の長さは定かでなくともそれが潰えることはないだろうから。自分と彼のみのあの狭い部屋では不要だった彼の名前。自分の名前を呼ばれて気付いた其れを問うのは、機会が幾らでもあるとして今は無事に国を出ることのみを目標に。醜態を晒すことになろうとも全てを手放した今、この男のみは決して失わぬと決めて、――国を脱した先の未来を、彼と共に。)- なんかもううれし涙しか出て来ない。サリムさんに泣かせられる日がくるとは…!一生一緒にいてください!
- 最後まで強引なサリムさん!サリムさんは本当に人間らしくて、だからこそ本編期間を通して一挙一動に成長や変化が垣間見えて、それでもしばしばいい意味でサリムさんはやっぱりサリムさんだなあと思わされる我の強さが大好きです。
Attend
05/07
ほ、う。見てみたいか。そうか、 そうか。まあ、貴様が望むというならば、見せてやらんこともない。
ここで顔を会わせる面子で髭が似合うのも私位であろうしな!
- そうかの後の空白ですよ!萌えすぎて変な声でましたよ!絶対にこの時のサリムさんどや顔してたんだろうなあとか、ちょっと面白そうだからぽろっと言ったらこの反応ですよ!なんでこんなに素敵なんですか(覆)
05/19
ああ、きっと弟二人が兄を敬い全て兄へ譲ったのだろうな。そうでなければその遺言自体を揉み消すか、受け取り手が自分一人になるように細工をしたとかそんなところではないのか。
- サリムさん(笑)あなたの発想がとてもすきです。
05/22
待て、何だこれは。一部流れがおかしい。何故誰も止めんのだ!一体からかうとは何だ!勿論アリ様がいらっしゃってくださるのは至極光栄な…いやここは夢か。そう夢だ。無礼講だったな!からかうと言われて歓迎すると思うか、私よりもそこで傍観者を気取ってる男の所へでも行け!アーネの姿勢を見習うがいい、尊き言葉だ尊き言葉!そして他人事のような顔をしているが、この流れは貴様の所為だからなジーノ! くそっ貴様らのせいで疲れたではないか!腰痛は急なものなら冷やして慢性的なものなら温めた方が良いんだったか?
- 素晴らしいギャップ萌えをありがとうございました。
06/10
結局、複数あっても最後は本物しか求められんのだろう。- 言葉の重みを感じました。
07/07
まあ、だが ……こういう体験も、たまにならば悪くは無い。その際には私の扱いはもっと丁重に扱ってもらわねばならん。
- おっとサリムさんこれは…振りなんでしょうか……??
about PC
about Salim
サリムという男を動かす際やPCを作る時に意識していたのが一貫してクズであること以外はその場の感情で行動することと、年を重ねていても深みのない浅く薄っぺらい男というのがあったので、あまり裏話という裏話はありません。ただの小物系クズです。そのため、誰得な自己満足の小ネタ程度のことをちらほら書かせて頂きますと…まず、結局あまり本編に絡ませることの出来なかった家族に関してでしょうか。父は先見の明があり根っからの商人気質で身内に対してはシビアな顔の使い分けが上手な男、2つ年の離れた弟は人の心を掴むのが上手く生かさず殺さずが上手い男。母は健在ですが気が弱く心を病んで以来離れて暮らしていて、弟は既婚者ですが少しエディプス・コンプレックスを拗らせている部分もちらほら。そんな家族内ではいてもいなくても変わらない程度の位置にいるのがサリムですが、今の状態は家族の所為というよりも途中で壁を乗り越えられずに逃げて開き直った結果です。どうでもいいからこそ結果甘やかされてもいますが、本人はそれでも被害者意識が強いので甘やかされてるとは思っていません。あと、撒き餌の役割として野に放たれてる部分もあったり。それからあれでも本人はそうは言いませんが友人と呼べるような存在は1人いて、昔馴染みで中々似た性分の持ち主ですが彼も白磁の女に嵌り行方を暗ましています。後は金の繋がりや媚び諂って近付いた方々なら沢山。アリージュは弟の元にいた使用人であり、今でもサリムの行動は筒抜け。男尊女卑というか女性蔑視の気がありながら何かする時はまず彼女を呼んでいましたし、美人に色香で誘われると抗えない男です。馬鹿です。……これだけで結構な長さになったと思うのですが、折角なのでもう幾つか。34歳独身で今は専らそれらを生業としている女性を相手にすることで満足していますが、昔は気に入った女性に色々と無理強いをしては痛い目に遭っています。過去に自分より立場の劣る恋人がいる女性を気に入り無理矢理結婚までしようとして逃げられたことも。性格が悪く短気で場合によっては暴力も振るいますし、相手をさせるためなら無理強いもする性根の腐り具合で女性関係に限らず恨みを買うことにだけ長けてます。幼少期は幼少期で大人でも子供でも相手を見下すタイプの生意気な餓鬼なので可愛げはありませんが、兄だからと弟の世話を焼いてやらねばと奮闘していた時期もほんの少し。実は負けぬ為に頑張ろうとした名残で薬学や医学辺りの知識は実はそこそこ残ってます。あと、劣等感が強過ぎて口では散々貶しながらその反面で父や弟を過大評価し過ぎているところも屡。なんて、浅い浅いと言っておきながら語ってしまいましたが、何だかんだ言っても結局根っからのクズであることには変わりません!
image CV
強いて挙げるならば、子安武人さんや真殿光昭さんでしょうか。でも、サリムには良い声過ぎる気もします。
PL message
君塚さまより
Desert Rose、期間満了おめでとうございます。そして皆さまお疲れさまでした。PLとしては初めましてとなりますが、顔を出すことに居た堪れなさを覚えてしまうクズ男を動かしておりましたサリム・ハーディのPLに御座います。期間中のことはもうごめんなさいと頭を下げたくなるような暴言ばかりを吐いてしまっていましたが、あっという間に過ぎたこの期間はとても楽しくて充実しており、傍迷惑ながらも大変楽しませていただきました。全員が全員とても濃い個性を持って、それぞれの関係性を築いて行く姿を追い掛けるのも楽しく、何度も顔を覆いたくなるような言動や行動をしてしまっていましたが私自身もこちらでサリムを動かしてラディムさんと物語を紡ぐことが出来て、ザローズでしか紡げない物語を紡ぐことができて本当に素敵な思い出となりました。ありがとうございました。 特にお相手をしてくださったラディムさんには沢山苛立たせたり怒らせたり困らせてしまいましたし、34歳の大きな子供のお相手ということでご迷惑ばかりをおかけしました。ラディムさんには頭を上げることが出来ませんし、感謝の念が尽きません…沢山沢山ありがとうございました、大好きです。PLとしても常に文量が多かったり最後までころころと意見が変わる中でお付き合い頂きまして、本当にありがとうございます。ここぞとばかりに言い訳を挟ませて頂くのですが、サリムにとってラディムさんは自分とは掛け離れた畏怖さえ覚えかねない何よりも価値のある貴い人との認識が根本にあるので、あの尊いはふざけたつもりはないのですが、それ以外に言い方が見付からず…ふざけているように見えてしまっていたらすみません。手に入るようなものではないと思っているから愛しているとも愛して欲しいとも違って、寧ろ自分が触れることで価値が劣るとさえ思っているけどだからこそ汚したくもなるし、他人に奪われることも嫌で手放したくない、ただあの部屋で自分を認識してくれていればよかったというのが結局のところでした。そんなところもこの先はきっと色々な感情が混ざったりしてサリムは頭を抱えるのかなとか、根っからの異性愛者なのでどうなるだろうと思いながらも、あんな男と共に行くことを選んでくれたラディムさんはもう天使か何かなんじゃなかろうかと思っています。真剣に。是非とも根性叩き直してやって下さい。言い争いばかりでしたがラディムさんとのそうしたやり取りは本当に楽しく、レスをお待たせしてしまうこともあったりしてやっぱりご迷惑をお掛けしてしまっていましたが、この期間をラディムさんとご一緒出来て幸せでした。自分とラディムさんの二人きりであればどちらの名前なんていらないと最後まで一度も呼ぶどころか名前を知ることさえ無かったのですが、サリムは今後もラディムさんに愛想を尽かされたとしてもしがみ付いて行くと思いますのでよろしくおねがいします。もう何度目になるかわかりませんが期間中色々とお付き合い頂き本当にありがとうございました!大好きです! 皆さまにも多大な感謝と沢山の愛を籠めて、ありがとうございました!皆さまとご一緒出来たこの期間は最後まで色濃い時間であり、皆さまと出会えたことは本当に素晴らしい幸運であったと思います。近頃はPC達のその後がどんな未来となっているのかが今はとても気になっている今日この頃ですが、Desert Roseさまに関わる皆さまの今後が幸多きものであることをラクシュミさまにお祈りしながら、失礼致します。充実した素晴らしい時間を有難う御座いました。皆さまに感謝と愛を籠めて。
プロフを見た時から好みドストライクだったサリムさん。本編始まってからも的確に私のツボをぐっさぐさと押してきてひたすら悶えていた記憶があります。何ってプロフの一言からしてサリムさんは素敵すぎやしませんか。上の台詞は傲慢でちょっとS気すらあるのに、下は雑魚感と言いますかチキン臭と言いますか(褒めてます)絶妙に素敵でうち震えました。アイコンが公開された時はサリムさんPL様は私の好み知ってんじゃないかと疑うぐらい外見好みすぎて、未だにデータページでアイコン見てはにやついてます(笑)おっさんぐうです。あと、個人的にすっごくお気に入りの場面があるのですが、1stで「たいして長くもない足を組みかえて」←ここ読んだ瞬間一気に惚れました。サリムさんの魅力ってちょいちょいかっこよくないところだと思うんですよ!怒鳴る時だったり走る時だったり中盤からの壊れ具合だったり、描写が凄いサリムさんで、本人だから当たり前なんですけど兎に角好きで好きで読む度に机叩きまくってました。不摂生なおじさまのリアルな感じたまらんです。ちょっとカッコ悪いとこもですし、涙腺弱いとこなんかは悶えるしか……!お世辞にも性格は良くなくて、ちょいちょいクズ臭(愛)のあるサリムさんですが、2ndでまともな看病をしたり不意打ちでかわいかったり予想外の反応が多くて、いい意味で先が読めなくてぐいぐいサリムさんに引き込まれていきましたね。こんな憎めないダメな大人(愛)がいるとは思いませんでした。ちょっとしたことで機嫌良くなったりする単純なとこも可愛いです。そして全力でいじめたくもなります(笑)イベントと違う一面が垣間見える夢の中では盛大な萌えをいただきました。モラードさんに助言したりナーセルくんを心配したり根は悪くないですよね。最終日なんか吐血もので暫く顔を伏せってました。手放せません手放さないで下さい大好きです。本編で言い合いばかりしてたせいか息子と笑いあってる光景が想像できませんが(ひどい)、ちょっと捻くれていて文句も言いつつ一緒にいてください。うちの子もぎゃいぎゃい文句言いつつ一緒にいます。