PLトーク
セラミックシュガー終幕おめでとうございます。不二PLの…………茄子(なす)と申します。我こそは不二周助PLなり!と名乗りをあげる日がまさか自分に訪れるとは思いませんでしたので、恐縮しきりではありますが、そんな人生の祭りを過ぎいまさら堪えられなくなってきています…はわわ……。六花ちゃんや帆奈ちゃんを筆頭に女の子たちがはわわしてるのを羨ましく眺めてばかりいましたが、ようやく使いどころを得ました。いまの私は不二”先輩”にハワワする気持ちを完全に取り戻しています。このままでは自意識に押しつぶされてご挨拶もままなりませんので、名乗りを変えたほうがいいのかもしれない。圧倒的に恵まれた資質、持てる側の者、微笑む姿は王子様。どうも不二”くん”PLです。本編中はスポットライトを浴びているつもりで目一杯楽しませて頂きました。加えて15歳らしい年下の男の子感もわがままハッピーセットしたかったのですが、たとえ白鳥の水面下のあがきに終わろうとも、15歳の不二周助を一緒に形作ってくださった皆様を少しでも楽しませることが出来ていたら大成功です。関わり合いのなかで様々な感情や欲を自覚し、未来の可能性を与えてくれた多くの出会いがありました。とても幸せで、まだまだ続きの気になるたくさんの物語を追いかけさせていただいたとても贅沢な時間でした。それでももし2ヶ月あれば、2ヶ月半あれば。男の子サイドが最初から高1だったら、あるいは男女の年齢が逆転していたら……そんな楽しげなIfを拾い上げるのは、絶賛留年中の心がセラシュガをきちんと卒業できてからにしたいと思いますが、文章を締めたくない無駄なあがきを最後に笑って頂けたらと思います。楽しかった!ありがとうございました!寂しいな~~!!
PLインタビュー
- セラシュガお疲れ様でした!PL名とPC名、PL名の由来などあれば教えてください
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セラミックシュガーお疲れさまでした&ありがとうございました!不二周助PL……………の茄子(なす)と申します。また自意識と戦ってしまった。PL名の由来はみなさまご存知、初夢……ではなく「一富士、二タカ、三茄子」というタカさんと不二先輩のデュエットキャラソン・コンビ名からお借りしました。なすびは謎なんです。くま(亜久津くん)も来る。
- 約50日という期間はどうでしたか?
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儚かったです。それにすら美を見出し戦略を練り上げるべきなのかもしれませんが、まだまだ追いかけたい物語を多く見せていただき、贅沢を覚えた身の上には儚いばかりでした。しかし少なめの人数ということも幸いしてか、たくさんのPCさんと関わり合いになれたと感じています。六花ちゃんとかすりもしなかったのが悔やまれます。
- 新テニスの王子様は履修されてますか?無印・新含めて原作キャラの推しを教えてください
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スピンオフや続編展開に苦手な場合が多いので、新テニもしばらくは遠目~~に眺めているばかりでしたが、セラシュガを期に読んでみてよかったなと本当に思いました。許斐先生は欲しかったものを、最高の、さらにその一歩先の形で魅せてくれます。安心して大丈夫だよと食わず嫌いしていた自分に言いたい。推しは新テニミュを配信で見て鬼センパイと結婚したくなったりしていますが、ことさら青学が愛おしいこの頃です。PLをやると全部が母校になります。数周回ってみんな好き。
- セラシュガを通して、印象が変わった版権キャラクターなどいらっしゃいますか?
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「見たいものをずばり見せていただいた」キャラが多く、印象というより理解が深まったとでも表現したらよいのか、とにかく皆もう最高でした。食い気最優先でも軽やかさと相手を慮る懐の深さがあるブンちゃん、押され気味フォロー上手ながらもここぞと男気を見せるジャッカル……続きはラブコールに書きました……個性のどこに焦点をあてるかはサイトの設定を汲みつつもPL様の解釈によるところが大きいのかな、と思うのですが、とにかく知っているようで知らなかった新しい魅力や切り口をたくさん浴びせていただきました。印象が変わったという点では、亜久津くんでしょうか。自分だけだった彼の世界から少しだけ境界を越えてきてくれたのかな、なんて無印のときには掘り下げきれなかった魅力が爆発していましたよね。「ボクのルームメイトが可愛すぎる件について」みたいなタイトルで亜久津くんをヒロインになろうあたりで一本書けそう。
- セラシュガのPCさんでもっと話してみたかった相手を教えてください
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男の子ではジャッカルくんや仁王くん……1stのグループもまた集まる口実にしてしまえばよかったですね。セラシュガPCさんのなかに原作で描かれた関係性(ダブルスパートナーのタカさん&幼馴染佐伯&対戦相手ジロくん仁王くん、アニメもいれたら侑士くんまでのよくばりセット!)が多く見られたこともまたひとつの幸せでした。自由交流の好きなところは、男子PCでたくさん男の子と遊べるところだと思っているPLです。そのほかリンコーの女子PCさん中心に、新たに育まれた関係がこれからどうなっていくのかと良い意味で予想がつかないところでは、氷雨ちゃんでしょうか。ちなみにハンナさんとはだいぶ前向きな未来を勝手に描いています。それから青芭ちゃんとお話するのもとってもとっても楽しかったのでまたね!を実現したかった…!
- セラシュガでのカップル予想などありましたか?
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ジロひさ!ジロひさがとっても好きで……薄氷の上を行くみたいな氷雨ちゃんを優しく、ときに容赦なく照らすおひさまのジロくん。お互いへの踏み込み具合が神がかったバランスで好きです。ジロひさだけもう2週間くらい延長線してほしい。あとは侑士くんが誰に行くのかなぁとか、ちさきちゃんは誰に心が惹かれてるのかなぁなんて考えるのはたのしかったです。一番行き先不明だったのは衿ちゃんでした。でもあくえり(スポドリみたいですね)はとっても仲良くなれると先見の明を持っていたので、不二はきっと今頃鼻高々ですね。もちろん「俺の女になればいい」スクショはばっちり残しています。
- 楽しかった・心に残ってるイベントはありますか?
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メイキングハートのプチ男子会感が大好きでした。またフジュンイセイコウユウは代役としても参加させていただき、不二の感情や関係性が動き始める契機だったように感じています。あとは個人主催の焼肉に枕投げに人狼に……と機会を逃しまくってしまったが残念で。あんまり悔しくて、豹柄王決定戦を侑士くんのお力添えで開催できたときの喜びはひとしおでした。そして忘れもしないタカさんに企画してもらったお誕生日パーティー!本当に素敵で嬉しくて嬉しくて、主賓ほっぽりだして裏で囁きでメッセージまで集めてくださって不二はちょっと拗ねたりもしたようですが、改めてありがとうタカさん。100の愛を贈らせてください。サエさんのこと重………とか言えないやつが出て笑いました。
- 期間中で一番笑ったこと、印象に残っていること、やりのこしたことがあれば教えてください
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伝説の墓守になった亜久津くんと修造が好みのタイプな珊瑚ちゃん、おもしれー女選手権でヤン詩を朗々と読み上げた恵理子ちゃん、豹柄王になったのに牛柄セットアップで帰ったゆ牛くん、スタバで惨敗する不二タカ、有名なボードゲーム『たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ』を軽率に真似た口説き遊びをしたときや、仁王くんとドミノをしようとして破壊神になってしまったこと……?印象に残っているのはやはり恋羽ちゃんとの一連のやり取りやら、どうしてああなった……というのはあるのですが(悔いています)やりのことしたことはひとつじゃきかないのでサエさんに譲ります。
- その版権PCを選んだ理由を教えてください。また、応募にあたって他に候補にされていたキャラクターはいますか?
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合コン始まりということでサイトで一番うるさい千石清純やろ!と思ってましたが、中間合格時点でタカさんも佐伯もいて、追い嘘が必要な誕生日もあって……これは540度くらい錐揉み回転していよいよ腹を決め不二先輩をやるしかないのでは………と全力をかけにいきました。跡部様と手塚部長、幸村部長と同じくらい生涯挑むことはないだろうと思っていた不二先輩でしたが、サイトコンセプトを自分なりに解釈した結果、15歳の男の子として描けることが救いでした。続きは下に書きました。
- PCを動かすうえでのこだわりなどがありましたら教えてください
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いずれ天才と呼ばれなくなるだろう不二周助の15歳を描くこと、それから、隙あらば裕太の話をすることです。所有する全ログのうち18%で最低一回は「裕太」と発話し「弟」を含めると26%で彼を思い描いているので、3割に届かなかった悔しさはありますが及第点と考えています。
ご挨拶でも触れたとおり、PLのなかでは永遠に「不二先輩」であって、彼の持つ不可思議性や憬れそのものの輝きには到底至らないと思い、キャラレス生でPLを名乗る日は来ないのだろうと思っていたキャラクターのひとりでした。しかし作中で登場人物の多くが実年齢以上に大人っぽく見える理由を「リョーマの視点で描かれているから」という見解がテニミュから出されていたのをヒントに、よっしゃ!リンコー(高校生)からみた年下の男の子としての不二周助を描こう!と決めて応募に踏み切りました。そのため意図して表現や言い回しなどは原作よりも幼く演出していることが多いです。加えて彼の人生はスポットライトを浴びてる側だろうという考えから、華やかさや優雅さを出せるようにアイドルだと思って動かしてました。彼自身が意図しないところでも振る舞いが王子様。佐伯くんに対しては、彼もまたスポットライトを浴びる側、持てる側の人間であるという認識からうっすらとした同族嫌悪というか、身内への接し方とも友情とも違う、いうなればもうひとりの自分への対応に近いです。反対にタカさんへは一番近しい他人への親愛の情を持っていて、手塚や英二に対するものとも違う、彼女扱いが一番近しいと思います。タカさんが可愛くていじらしくて愛おしくて、彼女か?と思うことが何度かありました。幸せにするね。
- PCのイメージソング・イメージCVなどはありましたか?イメージカラーはどのように決めましたか?
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イメージカラーはベージュに寄せたかったのと甘さを求めてハニーベージュとしました。アニメの不二先輩の瞳が青色がとても美しくて好きなので腹案は青系でしたが、回避してよかったなと思っています。イメージソングはもう全然わからない……わからないながら……新テニの解釈を踏まえてYOASOBI「群青」はどうかな~と思う次第です。好きなものを好きということは怖くないかもしれないんですが、好きなもの(テニス)に競技者として愛してもらえない未来がやがて訪れても、好きだと言い続ける。それが彼の手にした覚悟なのだと感じますみんな新テニ読んで……。群青色には青学イメージも兼ねて。ちなみにプロフィールの一言、年下男子の恋愛系一言と見せかけて実は対手塚、という小ネタをここに供養させてください。
- PCのファッションのこだわりはありますか?
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ストールを巻くべきか常に迷っていましたが、全体的に中間色多め・ふわっとしたシルエット多め、でもせっかくだから可愛くしよ!と思って探していました。太めのボトムを持ってない設定だったので、桐江ちゃんとワルの雰囲気を出すために佐伯くんの私物を借りたりなどしました。いつだったか、千石くんとコーデがニアミスしたのが個人的に嬉しかった出来事です!不二キヨ双子コーデしよ~!
- あなたの男子PCの高校生の想像図、女子PCの中学生時代について教えてください
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3年後の自分も今とあまり変わらないんじゃないかな?とは佐伯くんと本編中初期に話したことですが、あまり変わらなそうですよね。すこしは身長も伸びて男性らしい身体的特徴も獲得するとは思いますが、わりと15歳時点で少年としては「完成」されているので、あまり内面的にも大きな変化はなさそうです。無印読了時点では、競技者としては中学卒業(というより夏の全国制覇)を機にテニスを辞める選択もありそうだと思っていました。あるいは高3で。器用に物事の切り分けができそうなので、自分の伸びしろも鑑みて無邪気な夢追い人にはならないだろうなと感じています。文系らしいので国文学か外語系の学科に行きそう。写真家も目指してではなくて副業というか兼業というか、何かの折に写真集を出したのを契機に、いつの間にか本業になっていたというのはありそう~………なんて考えていたんですよ、新テニでの手塚とのあれそれを見るまでは………。(続きは一番最後に書きました)
- PCについて、本編中に語れなかった裏話、あるいは語りたいことがあればとことん教えてください
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新テニで不二周助への解釈が「ボクは変わる」してしまったのでわくわくしながらも頭を抱えました。Twitterで許斐先生ご本人から「手塚くんの呪縛から開放された不二くん」とまで言われてますからね。すみません色んな感情で最終的に笑いました。これより先は脈絡もオチもありません。ゲームセット、ウォンバイ……不二周助──………。
🌵不二周助、フィジカル面以外では圧倒的に生まれ持ったステータス初期値が高いタイプの「持ってる側」の人間ですよね。容姿は言わずもがな、成績も悪くなかったように記憶しています。テニスに限らず10の練習から同世代が3ようやく拾うところを9持っていくタイプの要領の良さ、相手をよく見て合わせることもできる(妄想)。つけあがって横柄に振る舞うこともなく、しかしやっかみから微笑みで躱すことも覚えたりしたでしょう(妄想)。またそのあたりの要領の良さが対人関係においては、使い慣れた微笑みに現れているのかもしれません。でもテニスでは弟のあこがれで居続けたいという見栄もあって爪を隠さず、鼻っ柱を叩き折る相手も現れずに(手塚くん”は”特別だと思ってた中1不二、可愛いですよね)きてしまって……テニスは自分と世界とを結ぶコミュニケーションツールで「上手くやれてしまう」もののひとつであって、勝敗に対する執着の薄さ、ひいては自身とテニスとの結びつきの希薄さになっていったのかな~なんて妄想が広がっています。初めて対人関係で大きな溝を感じたのは中2の時、愛する弟との離別だったのかな。同じく身内を引き抜かれた佐伯くんに、相談……はしてないかもしれない。ただ何かしらの感情を向けるとしたらそこだろうし、遠慮がなくなったのもそのあたりです。すごい、ここまで全部妄想ですよ!
🌵不二周助、待機とかで事あるごとにプロテインを摂取したり筋トレに励む描写を入れ込んだら面白いのでは……?と思って君島さんとの交渉では最初「筋力増強のためのパーソナルトレーナーを紹介してほしい」とか「高品質プロテイン1年分」とかふっかけようとしていたのですが、体格的に恵まれない彼が人並みを目指すより長所である技能を伸ばしていくことでしか上位プレイヤーと渡り合えないだろうなと思い直して「高校(団体戦)の目ぼしい強豪校データ」に加え「君島の高1~現在までのトレーニングメニューやプロテイン等を教えて」くれるようにお願いしました。前者は団体戦である以上、手塚もタカさんも欠いた青学で(上級生もいるとは思いますが)ひとり技能を磨いたところで勝ち切るイメージがないこと、後者は新テニで攻めることを覚えた不二がカウンターパンチャーからオールラウンダーに変わっていくのだとしたら、現U-17のステータスのなかでは君サマに寄っていくのかなと思ったところから着想を得ています。
🌵不二周助、本当に無印のなかではチーム勝利への意欲は生まれても、彼個人の欲求は希薄なままのようでした。青学のためにという目標を掴んでも夏が終わればその後は?という具合で、ついぞ自分のためにテニスをしてこなかったし、勝負に刺激を求めてもテニスバカにはなれなくて、テニスに愛されてはいたけれど自分がテニスを「本当に一番好き」かどうか、よくわかってない感じでした。それが新テニでは手塚離脱時にXXXXXXとか言うし、それを見透かされて手塚にXXXXXXとか言われるし、その一連の経緯によってXXXXXXしてXXXXXXことになった不二周助ほんと……「自分のためのテニス」は手塚と大和部長のところで消化したと思ってたのに不二までそんな…………呪縛ってもお~~~~好きです。最高。この経緯のために「変わる」ことへの意欲は生まれましたが、同時に「変えてしまう」ことへの忌避感も生じたのではないかと例のごとく妄想しています。それは新たに呪縛を生むことに繋がりかねないからです。まあいろいろあって、彼は今度こそ自分とテニスとの世界に足を踏み入れていくことになったようです。ようやく駆け引きでも刺激でもなくテニスが好きな自分を見つけて、テニスを愛し始めたように描かれている気がします……はわわ……許斐先生大好き……これだからテニプリは一生のコンテンツ!と拳をぶち上げましたし、そのあたりでようやく微笑み仮面じゃない不二周助の側面に対して理解が少し進んだので、この度勇気を出して挑んでみようと思った次第です。許斐先生本当に本当にありがとうと思ってますが、行き着く先があまりにも令和残酷物語の予感が濃くてつらい。プロテニスプレイヤーとして夢追い人になる未来、あるんですか……?怪我するとか桜に攫われるとかなし?しかもあの、手塚を追い越すって……前を走ってるテニスバカがすでにどれほど遠くにいるか誰よりわかっていて、世界レベルではフィジカル面で圧倒的に劣るだろう体で、なお、その果てしない修羅の道を……?それでも不二先輩ならきっと越えていくんだろうな。 なんてことを高校生の不二周助想像図から進路関係を考えていたらこの文章量になりましたので、さすがに最後に持ってきました。