- 学年 - 部活
- 2年 - 演劇部
- 身長 - 誕生日 - 血液型
- 165cm - 12/31 - A型
- 好きなもの - 嫌いなもの
- 豆大福・和食全般・注目を浴びること - 姫路輝夜
- イメージカラー
- 若紫//#bc64a4
- ペア
- 花鳥錦月歩
Tatsumi
Keiichiro
Tatsumi
Keiichiro
「市松菊之丞」――本名よりも、こちらのほうがもしかすると通りがよいかもしれない。人間国宝と謳われた七代目を祖父に持ち、同じ女形として齢十五で八代目を襲名した、いまをときめく歌舞伎界の超新星である。父は立役ながらこれまた近々人間国宝の認定が噂されるという、生粋の梨園のプリンスでありプリンセス♂でもあった。そんな少年が意気揚々と、高等部から白薔薇学園に入学して驚いたこと。学園のエリートたちの熱視線を一身に集める、姫路輝夜の存在。圭一郎は激怒した。必ず、かの傾寺の美少年を除かなければならぬと決意した。花も恥じらい月も隠れると世に言わしめた、女形の矜持に懸けて。ただでさえ受け手に見られやすい者が、攻め手へと転じて打って出ることは、そうたやすくもないことだが、彼には生来の勝気な性格と強い野心があった。両性を知るからこそ変幻自在に、差し当たっては、ヒメの攻略を狙っている。演劇部ではもちろんヒロイン役。