当サイトについて
ザローズは砂漠をテーマとしたファンタジーキャラレスです。
ファンタジーキャラレスと申しましても、魔法のランプやじゅうたんなどの存在は認められません。
共通する世界観は中世西アジアをイメージしております。が、「あくまでもファンタジー」であり、キャラレス上の空想の世界であることを十分にご理解、そしてお楽しみ頂ける方の応募を強く推奨しております。
舞台となる砂漠について
みなさまの想像する砂漠のイメージと大きな差はありません。年間を通して降水量が少なく、乾燥した地域が多くを占めます。オアシスと呼ばれる湧き水の地帯を除けばあとは砂(や岩のような荒地)ばかりが広がり、砂漠地帯で生きていくことの出来る動植物は多くはありません。日中は30℃、さらには40℃以上にまで気温が上がったり、夜は急激に気温が下がり20℃以下、ある季節は氷点下になったりと寒暖差が激しく、日中、とくに外出時はみな基本的に日光から身を隠せる服装をしています。夜中の砂漠は非常に危険なため、砂漠を知る者であえて向かおうとする者はいません。砂漠の移動手段は徒歩、またはラクダ、馬などを用います。
暮らしについて
砂漠に定住することはむずかしいため、オアシスなど水源の確保された地を中心に人間の暮らしが広がっていきます。そのため、水が安定して得られる土地には都市が成立し砂漠の民の大半が生活することになります。通貨はそれぞれ、金貨、銀貨、銅貨を用います。食物については、基本的に日持ちのする乾物が多いです。
物語を紡ぐ国について
ガァニィ・アルムルクの治める、サダルメリクという王国の首都になります。複数の部族を武力によって統一し形成された国で、オアシス等の水源に非常にめぐまれているため、遊牧民や、海を越え砂漠を超えて交易を求める者たちの中心地にもなっており、たいへん交易が盛んな国です。灌漑技術も発達しており、首都をはずれ、塩害を逃れた地では水を引いて農業や牧畜などが行われたり、首都には水路が張り巡らされているほか宮殿のまわりは緑化が進んでいます。首都をぐるりと円形の城壁が囲み、軍事的にもすぐれた力を持っています。国の貴族たちは自らの生活や住居に水を贅沢に使うことで権力を表します。
肌の色と宗教
砂漠の民は水の女神・ラクシュミを信仰しています。砂漠に住まう者はみな褐色の肌をしており、また誇りに思っていますが、それは水の女神が褐色の肌をしていたと伝えられていることが根本にあります。しかし近頃の研究者によっては、彼らは白い肌をしていたと唱える者もいるそうです。彼女を讃える礼拝堂は国中にあり、いちばん大きなものが王宮のすぐかたわらにあります。王宮には預言者と呼ばれる者がおり、水の女神の声をきくことが出来る者として尊敬されていますが、ちかごろの預言は政治的意味合いが強く、過去のような神性は失われているようです。
奴隷について
サダルメリクには戦争や労働に使用される奴隷制度があり、奴隷とそれ以外の人間の立場を異なるものと明確に定めています。奴隷は人間としての名誉、権利などを認められず、主人の所有物として扱われます。奴隷に対してある程度の理不尽なおこないがゆるされますが、奴隷の扱いには規定が存在し、奴隷を粗末に扱うことは非人道的な行為とされ、非難の対象であることを覚えておいてください。奴隷の解放は善行であり、讃えられるべき行為とされています。が、奴隷をあえて解放する者は少なく、やはり奴隷を代替の効く労働力と考え、粗末に扱う者は少なくないようです。
白磁の奴隷
今は亡き国より海を越えてやってきた白い肌を持つ奴隷です。多くの場合、白い肌を持つ者はサダルメリクの気候に適合できず、労働には向きません。専ら観賞用や愛玩用の奴隷とされます。すべての者が同じ国からやってきているわけではなく、さまざまな国、さまざまな立場の者がおり、たとえば国の王侯貴族であっても奴隷に身を窶している例もあります。
奴隷を持つことが出来るもの
奴隷の立場ではない砂漠の民は、すべて奴隷を持つことができます。しかし女性の奴隷は特殊で、肉体労働者として使用することは認められておりません(女中などは可能です)。とくに王侯貴族などが抱えるハレムにおいては、いっさいの労働をさせず置いておくだけの経済力を必要とします。白磁の奴隷はまだ数が少なく、女奴隷は貴族や商人のあいだでも人気ですが、当サイトで中心人物となる白磁の者たちは男性の上、労働力としての使用にも向かないため人気がありません。安価な値段でも購入することができます。当サイトのキャラクターメイキングにおいて、女性・女神の声をきく預言者である宗教者・奴隷・遊牧民など国に一定の住まいを持たない者は禁止とさせて頂きます。そのほか、国王の息子や貴族から、ある程度まとまった金額を出せる者に限られますが一般市民まで広くキャラメイクして頂けます。